2004年

12月17日(金)、立命館大学文学部主催、読売新聞大阪本社後援立命館公開講座
連続講演会「現代社会と宗教」において第6回を担当。立命館大学衣笠キャンパス以学館1号ホールにおいて。
午後2時40分から午後4時20分まで(3時50分から30分は質疑応答)

演題「人知を超える方法論」

生きるということは、現在(いま)において意識を細部にめぐらすことである。
一方、流動してやまない「今」を止めるのが言語である。
「以学館1号ホール」流動をそのまま感じることを老子は「タオ」、荘子は「渾沌」、デビット・ボームは「暗在系」、お釈迦さまは「諸行無常」と表現した。流動をそのままに感じることは「色」の世界を離れて「空」の世界に遊ぶということでもある。「空」はすでに人知を超えていると云える。言葉が重視され知識が問われる世の中ではあるが、全く別な価値である「瞑想」は命が安定し元気になるためは必要であり、もしかするとそれが人知を超えるということではないか。
 ※人知を超える方法論の1つとして「瞑想」を体験していただきました。 たぶん気持ちが良くなるのではないでしょうか。
1時間で「人知」を説明するのはやはりかなり難しいことです。


この講演の梗概は2005年1月30日、読売新聞に掲載されました。

12月10日(金)、東京の九段会館にて東京都仏教連合会主催「成道会の集い」において講演。
午後1時30分から午後2時40分まで

演題「縁起を生きる」

成道会にちなみ、お釈迦さまが悟られた中道や縁起、そして四諦の話をしたが、ふつう集諦が「原因」と訳されているのは、どう考えてもおかしい。「集」とは何かが寄り集まって発生することだから、過去の原因だけでなく、共時的な「縁」も含むのである。

12月6日(月)、水沢市Zホールの大ホールにて増長寺主催、玄侑宗久さん講演会。第3回目。花束をいただきました
午後7時から午後8時30分まで

演題「天鈞という思想」


儒教は五徳という社会的モラルを重視したが、禅からみた「老荘思想」は無為自然であり、内部感覚に意識を求め恒例のサイン会・高橋宗康さんとた「渾沌」、そして「ご縁」にあるとした。それが個人的な幸せとも云えるのではないか。「天鈞」というのは人には見えないことを信じること、天からみれば差は無く、全てがつり合っていることを云うのである。人は何事も信じることが大切であるのではないか、と纏めた。

今回はなんとか纏まった……、ような感じでしょうか。

※安藤峻くんの花束贈呈で会場は和やかな雰囲気に包まれました。今年の師走は珍しく雪がありません。これからが雪本番かもしれませんが……。

12月2日(木)、愛知学院大学禅研究所公開講演会
午後1時10分から
会場 日進学舎 100周年記念講堂
演題「禅と桃のおいしい関係」

11月29日(月)、建長寺禅文化委員会主催、第8回「無限の清風」公開講座にて講演建長寺千手十一面観音
会場は建長寺法堂(天井雲龍図)
午後1時30分
から午後2時45分まで

演題 「『生命(いのち)の波動』 ―測りしれない縁起―」

坐禅は清らかさを得るものである。清らかさは禅でいうところの因果一如である。流動して止まないものが「空」であり、思考とは大脳皮質が活性化している状態、「色」である。因果律と同時、『荘子』の世界観などから波動について説明した。直観力を鋭く、宇宙からの波動いわゆる「空」を感じつつ生きてみてはいかが、と話した。

時間内に纏めなければというあせりが墓穴を掘ったか?自業自得??
とにかく、纏まらない。纏めは皆さんにお任せしましょう。

建長寺派管長吉田正道老師のおことばの後、講演が始まりました。管長は来月の臘八大摂心を控え、お忙しい中をおいでくださいました。本当にありがたいことです。

11月21日(日)、福島県立美術館開館20周年記念展「田園の夢」に伴う、記念講演、美術館講堂において
午後2時から午後3時30分まで県立美術館

演題「みずから喩しみて志に適う」

詩経・老荘思想から田園の捉え方を話した。
長生きを目指す老荘思想は、一切の比較を否定するが、瞑想の習慣もある。田園とは、理性的脳機能と瞑想とを繋ぐもの。つまり都市と自然との中間に位置する生き方なのである。
展示作品を禅的に捉えるとすれば、作者と描かれたものが即して一体化していることにある。まさしく瞑想の世界といえるのではないかと話した。

※定員は250名の予定でしたが、50名程のキャンセル待ちの方がいらっいましたので急遽、席を増やして訊いていただきました。

11月13日(土)、福島県会津若松市、ルネッサンス中の島において五十嵐薬局創業110周年記念の講演会。五十嵐薬局
午後2時から午後4時まで

演題「東洋的身体観」

健康とは陰と陽とのバランスを上手く とる必要がある。易経による元気とは、精・気・神を心の中心におきパワーとして出すこと。 安心を得る為には、思考を中心とする左脳ではなく無のいわゆる瞑想状態で右脳を活性化させることである。意識的に安心を念うことでその効果が尚一層現れるのではないかと、話した。

10月26日(火)、仙台市太白区文化センター楽楽楽ホールにて、財団法人・住友生命健康財団主催、「シニアライフ―豊かな人生のために」講演会において講演。楽楽楽ホール
午後6時30分から午後8時まで

演題シニアカルチャー「ご縁を生きる」
ご縁は因果律を含んではいるが共時性をもつものである。また共時性は左脳が優位の時より右脳が優位の時が感じ易いものであると云われている。見る・感じるというのは記憶が優先され、そこには意思が作用する。ご縁として人生をコントローする方法としてユングの幸福の元型を話した。

※楽楽楽ホールは昨年4月3日の講演会に続き、2回目です。千人以上のご応募の方の中から当選された650人が参加されました。


10月13日(水)、福島県広野町公民館にて、いきいき町民講座の第2回目で講演。広野町公民館
午後7時から午後9時まで

演題「ご縁を生きる」

人は因果律で考えがちであるが、禅における因果一如で、現在を楽しんで生きること。結果を先に期待しないことがご縁を生きるということではないかと話した。
またしても物理学からテレポテーションまで話がいってしまいました。

9月7日(火)、東京青山、NHK文化センター「人間を考える」講座の最終回にて講演。NHK青山センター
午前11時から午後12時30分まで。

※11月28日(日)、NHKラジオ第2・午後8時から9時放送の
NHKカルチャーアワー「人間を考える〜私の生き方、考え方」で放送されました。

8月19日(木)、高知市県民文化ホールにて高知市文化振興事業団企画事業課主催、第54回高知市夏季大学において講演
午後6時から午後7時30分まで

演題「縁起について」

主に因果律で割り切れない共時的な現象を具体的に話し、そのことにどう対処すべきか、を考えた。

6月29日(火)、ラフレさいたまにて、朝日カルチャーセンターラフレさいたま特別講座にて講演。ラフレさいたま
午前11時から午後12時40分。

演題「多生の縁」

我々に起こる出来事はあらゆる手段を経て得た情報から判断するものであるから単独では意味が分からないものである。また、その出来事をどのように受けとめるかによって気持ちが変化する。これが「ご縁」と言えるのかもしれない。希望を持ちその希望を保留しフレキシブルに受け止めることによって最良の生き方ができるのではないかと、話した。

6月19日(土)、二宮生涯学習センター「ラディアン」にて、小田原市川東仏教会主催の仏教講和会にて特別講演。二宮仏教会
午後3時25分から午後5時まで。

演題「楽に生きる」


「楽に」とは安易ということではなく、言葉を離れた状態で価値判断や歴史認識を遠ざけながら時々瞑想的な時間を過ごし、右脳において音楽を奏でながら生きるということであると話した。

本日の一言"肩がこっては楽じゃない"

6月7日(月)、NHKりんくう文化センターの特別講演。NHKリンク―タウン
全日空ゲートタワーホテル大阪 アクアマリンホールにて講演。
午後4時から午後5時30分まで。

演題「『あの世』からのインスピレーション」

縁を因果律で解釈するのではなく、共時性で受けとめ、目に見えないものを感じる感性を大切にすること。
あの世を詠ったいろは歌を思い出して長生きしていただきたい、と話した。

※天気予報は雨でしたが、お陰さまでいいお天気でした。

5月29日(土)、東京大学第77回五月祭において、東大仏教青年会主催で講演。
東京大学法文1号館、法学部21番教室。
午後1時30分から午後3時30分。

演題「禅定から遊戯へ」

※禅定は説明いたしましたが、時間の都合上遊戯の説明が充分に出来ませんでした。またの機会にということでご了承ください。

5月28日(金)、山梨県富士吉田市、ナノリウムにて講演。
午後7時から

演題「あの世とこの世」

5月22日(土)、郡山市民文化センターで、児童書展示会にて講演。午後2時から午後4時まで。児童書展示会

演題「子どもという自然」

我々の中に潜む「自然」と「不自然」……。動物たちに比べると、「自然」を引き出すことさえ人工的な力を必要とヒトの脆弱さ。子供のもつ「自然」をいかに涵養し、増幅させるかを、脳科学の知見を交えつつ話した。

2月13日(金)、群馬県群馬会館大ホールにて、第19回群馬県立病院医学会特別講演会にて講演。群馬医学会
午後2時20分から午後3時40分まで。

演題「命の変成について」

何も知らない幼児期から成長して大人になり、そしてピークを迎えてやがて衰えていく、という通常の人生把握ではなく、胎生学からは液性中枢情報システム、また老人の結晶化知性という考え方を示し、人は生まれたときの最高の状態を晩年にまた迎え、そして臨界点である死を越えてさらに成長するのかもしれない、という考え方を述べた。

1月23日(金)、東京港区のメルパルクホ−ルにて、読売新聞社主催 第15回シンポジウム〜医療最前線―新世紀の医療シンポジウム患者学―〜「回復力を見直す」において基調講演。
午後1時30分から午後2時30分。

演題「元気について」。

ストレスとリラックス、中国における陰と陽、仏教では曼陀羅の金剛界と胎蔵界のあり方を示し、元気とは相互のバランスがとれていることではないかと、話した。実践方法として貝原益軒の『養生訓』を参考にしてはいかがかと、纏めた。

1月17日(土)福島市、コラッセふくしまで、図書館ボランティア20周年記念講演会において講演。コラッセふくしま
午後1時から午後3時まで。

演題「読書という体験」。

子供の頃からの心動かされた本を紹介しながら、世界観を獲得するには実際の体験よりも読書こそ有効ではないか、と話した。