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(敬称略) |
「問題を共有している人には、私の言葉はどこかでぜったいに伝わるはずだと確信しています」(本文より)
ここでいう「問題」とは、「苦しいにもかかわらず、どうして生きなければならないのか?」という疑問を抱えているということで、この「問題」を正面から問うことが、表題にある<問い>の意味です。
本書は、現代を代表する2人の若手禅僧 玄侑宗久師と南直哉師による対談本です。対談は、2007年8月に青森県むつ市の霊場・恐山にて行われました。2日間にわたって約10時間、笑いあり涙ありの真剣勝負。
真摯(しんし)に「問題」に向き合い、その裡(うち)なる葛藤(かっとう)を言葉によって表現しようとする僧侶がいる以上、日本仏教はいまだ「歴史的遺産」などではありません。
本書は、20世紀の日本的<近代>神話が崩壊し、いや応なく「問題」に直面せざるを得ない若者たちを主な読者対象としています。「生きるのは苦しいけど、仏教者として生きていく覚悟を決めた」2人の禅僧による現在進行形の思考の軌跡を、対談の臨場感そのままに記録した一冊です。 |
| (定価1890円) |
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