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水の舳先 水の舳先

「ヴァイキング」式仏教入門でわかりにくい仏教がわかる!!
各宗派の要素を自分で組み合わせよう!
現役僧侶で芥川賞作家が書いた「現代仏教入門」!!
昔から日本人はヴァイキング形式で独自の文化を作ってきた。クリスマスや初詣やお盆の併存はその典型だろう。仏教各宗派の和合の状況も然り、である。ヴァイキングに並ぶ豊富な食料から自分の口や体に合ったものを選んでいただくこと。それがこの本の最終的な目標であることを、まず初めにお断りしておきたい。そうした食事形式に「ヴァイキング」と上手に命名したように、皆さんもお好きな名前をつけて「○○仏教」などと呼んでも面白いかもしれない。

定価 924円 (本体価格880円)
ISBN:406272197X
197ページ 18cm[新書判]
2003年5月20日
講談社+α新書
講談社


【目次】
第一章 「仏教とは」?
はじめの弁解ヴァイキングで作る「私だけの仏教」
一冊で仏教が分かる本はありませんか?正統なき「八百万」的日本仏教
あくまでも実践するための仏教
釈尊のこと
仏教の発生とその基本
さまざまな教科書区分惑わされてはいけない
南伝と北伝
小乗と大乗
顕教と密教
他力と自力
他の宗教との分けがたき混淆儒教・道教・神道の影
「通仏教」という考え方
対機説法と観音様の思想
第二章 ヴァイキングの実際
空腹の自覚「苦」と「信」
席の確保家の宗教との「含みながら超える」関係
ナイフ・フォークの用意「戒」という自己規制の意味
箸で食べる人六波羅蜜という菩薩行
布施
持戒
忍辱
精進
禅定
智慧
コースの選択
インド風
中国風
日本風
1・天台宗
2・真言宗
3・浄土宗
4・浄土真宗
5・時宗
6・臨済宗・曹洞宗
7・日蓮宗(法華宗)
「方便(ウパーヤ)」という自覚
第三章 食事の際の心得
一所懸命の危うさ
食べる姿勢としての「四無量心」
まずは自分が食べること「利他」という大乗仏教の呪縛
会場に溶け込む私あらためて慈悲、そして脱力のこと
フルーツ
無常
縁起
無我
中道
食後のコーヒー唯識とヨーガ
第四章 食後に思うこと
求められる仏教的パラダイム
読経の功徳、そして色と空の相補性
不可能な理想の必要性戒律と四弘誓願(しぐせいがん)のこと
あとがき
日本の仏教(十三宗)
仏教の変遷図

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