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水の舳先 水の舳先



若気の至りと中高年危機のために


お釈迦さまも教えつづけた現世でこそ、体と心が「楽」になる方法とは?芥川賞作家でもある現役僧侶が生き悩む人々の心に、正面から向き合うもう一つ深い人生相談。




定価 1,470円(本体価格1,400円)
ISBN:4022578394
244ページ 19cm[B6判]
2003年6月30日
朝日新聞社

【目次】
はじめに
人間関係に悩んだら
二つ目の人生観の必要性
第一設定、好かれなくてはいけない?
トコトン議論してもうまくいかないことがある
相手ではなく、自分の記憶を憎んでる
ウソについて
この世で起こることは全てウソ?
ウソを批判することは、人の心を読むことを放棄すること
長い目で見れば、人間はウソをつけない
自分自身と向き合う
無意識に「物語」を作っている私たち
「分かる」は断面が見えたに過ぎない
自分を変えるんじゃなく、新しいことを始めよう
体は言葉に従うというセオリー
体に潜む、言葉への信仰
体が言うことを聞く言葉とは?
お経は人を、どこに導くのか?
二者択一で迷ったら
突破口としての「一」を自覚する
「大きな悩み」と「小さな悩み」に二分する
二者択二という方法
反省するより輝くことが大切
大事な、反省をしたフリ
他人を変えるより自分が変わるほうがラク
天から見ると、その時その時でみんな完全
聴くことの功徳
仏教では「聴く」能力だけで六道を越えられる
聴かれることで、人はどうなるのか?
聴くとは、同じヴィジョンを共有すること
笑いの力
桃的人生とは?
無邪気さが笑いにつながる
苦労は報われるか?
笑いに宿る「桃の霊力」
働きながら疲れをとってしまう日本人
労働も極楽のひとつ?
日常をほどいてくれる祭の力
人助けも観音さまにとっては遊び
神さま仏さま
「お陰さま」と呼ぶ理由
内側と外側、それぞれの調和という「遥かな道」
脱力こそ神仏との通路を開く?
十一 「死」について
「死」とは、ほどけること?
魂はあるか?
臨死体験が教えてくれること
埋葬法と輪廻のこと
死とはどのポイントなのか?
向こう側からの見方
こうちら側を生きる覚悟
十二 時間に救われるということ
時間は本当に流れているか?
人間にとって最大で最後の煩悩=時間
過去は変えられる?
十三 「泣く」ということ
鳴くが真か、鳴かぬが実か?
泣き女、泣き男
泣かないと笑えない?
十四 男と女の間
男と女は目覚めている部分が違う?
女人禁制とは女性への敬意
戒律と結婚の意味
十五 子供と大人
大人は「無常」を理解する?
お釈迦さまが提案する「瞑想」
子供性を含みながら歳を重ねて深くなる
親が輝くとき、子供は最も早く立ち直る
脱皮する豊かさ……東洋的大人
十六 老いてから生まれる輝き
向上しつづける判断力
日本には「翁」という思想がある
平均を意識しない生き方をする
十七 幸と不幸
幸福を目指すほど不幸になる?
幸福と楽との違い
「すでに全てが与えられている」という自覚
自分に起こることには、全て積極的な意味がある
十八 ご縁
自分ではどうにもならない人生の流れ
希望を持たず。相手の希望に応じる生き方
嫌いな人と出逢う意味
十九 生きていく意味
宇宙そのものが持った意識
自己意識という煩悩
エネルギーの流れに乗って生きる
自力と他力の現在形
「頓悟漸修(とんごぜんしゅう)」答えはすでに存在している、あとは気付くだけ


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