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水の舳先

『御開帳綺譚』

供養とは記憶を物語から解放することなのか。

21年ぶりにご開帳になるお薬師さまは……偽物なのか?
まばゆい光のなかから現れたのは……


21年ぶりのご開帳の準備に追われる僧侶・無状は、「あのお薬師さまは偽物だ」と言われて困惑する。昔、火事から少女が助け出した際に折れたはずの指がある、というのだが。芥川賞作家が記憶の謎、「心」というミステリーに挑む表題作。人工透析で生きる妻の願いと夫の愛を描く「ピュア・スキャット」を併録。

2002年11月10日に単行本として刊行されたものの文庫化


解説:茂木健一郎

定価490円(本体価格467円)
192ページ[文庫判]
ISBN4-16-769-202-3
11月8日(火 )

文春文庫
文藝春秋


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