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水の舳先



至福のうちに死んでいけたら……。

若い末期癌の女性が犯した「罪」とは? わたしの水と、あの人の水が合わさって……。衝撃のデビュー作! 

温泉施設「ことほぎの湯」には、重い病を患う人が集まってくる。僧・玄山は書道教室を開き、彼らの相談相手になっていた。末期癌の久美子は明るい人気者だが、心に深い孤独を秘めたクリスチャン。あるとき、彼女は身寄りもなく死んでいく男を懸命に世話する。そして、自らの死を悟った久美子が玄山に告白した「罪」とは……。多様な宗教観にたつ人間の病と死を描き、究極の癒しを問う衝撃のデビュー作。

解説:村田喜代子

定価340円(本体324円)
文庫版 137ページ
■4-10-116651-X 
2005年2月28日
新潮社


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