12月27日(月)第9回 玄侑宗久さん講演会 

■演題  「日本的」
■時間  18:30〜20:00
■会場  奥州市文化会館Zホール 
■主催  増長寺

2日前からの雪が降り続いている中、大勢の方が参加してくださいました。『日本的』(海竜社)に基づき日本人が忘れてはならないものについて5つ述べました。尚、この講演会は来年も続く予定です。
 
 
 
 
  12月19日(日) 「第2回 いのちを考えるシンポジウム」

■時間  13:30〜17:00
■会場  龍雲寺本堂
 

● 第1部(講演)
・13:30〜14:20  落合慈之氏
・14:30〜15;20 玄侑宗久師
●第2武(シンポジウム)
コーディネーター 千坂成也師【講 師】落合慈之氏/玄侑宗久師


脳死や臓器移植の現実を捉え、禅仏教の立場から、脳死という状態の現実や移植医療の実態等に知見を広め、さらにはご自身の生死を考える機会としてシンポジウムを開催

レポートは東京禅センターのHPをご覧下さい。
 
     
  11月30日(火)、「 第28回 川東仏教会講話会」

■演題  「わからない未来とのつきあい方」
■時間  15:15〜16:15
■会場  小田原市民会館 
■主催  川東仏教会
 

講演の後にサイン会が行なわれました。大勢の方がいらしてくださいました。
 
 
 
  11月22日(月)、第72回日本臨床外科学会総会 招請講演

■演題  「いのちの相補性  〜中道という生き方」
■時間  15:00〜16:00
■会場  パシフィコ横浜 会議センター 1階 
■主催  第72回日本臨床外科学会
 
 
 
 
  10月28日(木)、京カレッジ 公開講演会 「禅と禅文化を知る」

■演題  「禅  〜いのちの働き」
■時間  18:20〜19:50
■会場  キャンパスプラザ京都 5階第一講義室 
■主催  大学コンソーシアム京都
 

 
 
 
  9月26日(日)、MUSE創刊記念バスツア−  旬の食とこころの旅シリーズ 第1回 芥川賞受賞作家 玄侑宗久先生のお話とやな鮎料理を楽しむ 

■演題  「この秋は雨か嵐か知らねども」

■時間  14:00〜15:30
■会場   揖斐川町 臨済宗「大興寺」 
■主催  中日新聞グループ 中日旅行会主催

 
 
 
  9月14日(火)、NHK文化センター 仙台・泉教室での特別講演会

■演題 「たまきはる命」
■時間  13:30〜15:00
■会場  仙台市青年文化センター エッグホール
■主催  全日本仏教会

日本古来の枕歌などをもとに、日本人本来の生命観を探り、あわせて現代社会に溢れるスピリチュアル・ブ−ムなどについても考えた。 
 
 
 
  9月13日(月)、シンポジウム「葬儀は誰の為に行うのか?〜お布施をめぐる問題を考える〜 」

 近年、特に大都市を中心として「菩提寺を持たない」「菩提寺を知らない」という方々がいらっしゃいます。また「実家の菩提寺は知っているが、今の住まいから離れているので、付き合いがない」など、人口の流動による寺檀関係の希薄化が進み、菩提寺と関係を持たない方々が、突然葬儀という場面に対応しなければならないケースが増えております。いわゆる家制度が保たれた時代では、数世代が同居し、家長の仕切を見ながら、多くのしきたりを次世代が継承し、寺檀関係においても「阿吽の呼吸」で過ごすことができました。
 では、そのようなことを知らない方々はどう対応すればいいのでしょうか?いったい寺檀関係とは何でしょうか?葬儀のときに僧侶に渡す「お布施」とは、どのような意味が込められるものなのでしょうか?
 我々僧侶は、菩提寺と関係を持たない方々が、お布施という明確な基準を持たないものに対する不満と、寺院との付き合い方がわからない不安に対して、目を向け、耳を傾けてこなかったのかもしれません。
 このシンポジウムは、お布施を通して、僧侶が一般社会からどのように見られているのか。一般の方々と僧侶の間で起きているであろう、葬儀(お布施)に対する考え方の違いを浮き彫りにして、僧侶と一般の方々との問題の共有を図り、菩提寺と関係を持たない人々に対して葬儀の重要性を共に考えていきたいと思います。
 さらにはそのような方々と新たに寺檀関係を結ぶことができる葬儀、つまり一般の方々が意義を見いだせる葬儀とはどのようなものかを僧侶自らが「律する」という視点に立ち理解し、一般の方々と僧侶との信頼関係構築の一助となれば幸いです。

第1部 各講師による講演

1、最近の葬儀事情(データ解説)      石田 佳宏 (大和総研主任研究員)
2、寺檀関係の変化             中島 隆信 (慶応大学商学部教授)
3、僧侶と檀信徒の関係とは        碑文谷 創 (葬送ジャーナリスト)
4、一般の方々が納得する葬儀とは    玄侑 宗久 (芥川賞作家 僧侶)

第2部  ディスカッション
 コーディネーター(戸松義晴 本会事務総長)を交えて、参加者からの質問を集約し討論。

■時間  18:00〜20:30
■会場  秋葉原ダイビル2階 コンベンションホール

■主催  全日本仏教会

 
 
 
  9月10日(金)、「市民公開講座「医療・健康セミナー&特別講演会」 

■演題 「いのちの養生法」〜心と言葉と体の不思議〜
■時間  19:10〜20:10
■会場  会津若松ワシントンホテル

■主催  福島県立会津総合病院、福島県立喜多方病院、公立大学法人福島県立医科大学
■後援 会津医学会(会津若松医師会、喜多方医師会、両沼郡医師会、南会津郡医師会)、会津若松市、喜多方市、福島民報社、福島民友新聞社
 
 
  7月11日(日)、第18回 日本ホスピス・在宅ケア研究会in鳥取  〜いのちのおわりに みみをすます〜「市民公開講座」

■テーマ 「死を包むことば」
■時間   13:00〜16:00
■会場   とりぎん会館

■主催   同実行委員会

谷川俊太郎氏、よしもとばなな氏とのパネルディスカッション。司会は徳永進氏
 
 
 
   6月29日(火)、玄侑宗久特別講演会

■演題 「お盆の話 〜日本のお盆を考える〜」
■時間  14:00〜16:00
■会場  宇都宮市文化会館 小ホール

■主催  石のやたべ

お盆の迎え方、今後のお墓に有り様などを様々な観点からお話した。残り30分の質疑応答では、お坊さんにならなかったら何になっていたか?僧侶と作家の仕事の比率。尊敬する人。座右の銘。おすすめの本などの質問が寄せられた。
帰り際、参加されたご婦人によると「お声が素敵で心が落ち着く感じですね。佳いお話を伺ってよかったです。」とのこと、。睡魔に襲われなくてよかったです。雨の予報でしたが、おかげさまでなんとか持ちこたえたようです。
 
 
 
6月23日(水)、イーラde沼津校公開講座

■演題 「非道を行ずる」
■時間  14:00〜15:30
■会場  静岡新聞社 静岡放送 東部総局サンフロント9F

代表的な大乗仏典「維摩経」の中心人物・維摩居士(ゆいまこじ)から、生活者にとっての仏道の在り方を学ぶ

 
 
 
  6月17日(木)朝日カルチャーセンター名古屋 公開特別講座

■演題 「『楽しい退歩』〜さんの生き方仙香v
■時間  14:00〜15:30
■会場  朝日会館15階・朝日ホール
 
 
禅画で知られる博多の仙高ウんは、五十二歳のときに「退歩宣言」をする。これからは「聡」と「明」とを離れるというのである。
それまで学んだ正統派の絵画が、一気に「拷譁ウ法」と云われる奔放で自由な絵に変わる。いったい何があったのか。禅のどのような考えに基づくのか考えてみた。

 
 
 
  6月1日(火)、朝日カルチャー新宿「公開講座」

「遊」という動詞にもともと主語として置かれたのは、神だった。中国の戦国時代を生きた思想家、荘子が、それを人間にも使い、思想の中心に捉えたのである。老子の「無為」や荘子の「遊」、あるいは「自然」は、禅にも大きく影響した。禅や老子にも目配りしながら、荘子の「逍遥遊」を考えてみた。


■演題 「荘子の『遊』
■時間  15:30〜17:00
■会場  新宿住友ビル7階 朝日カルチャーセンター
 
 
 
 
  5月14日(金)、お菓子の蔵 太郎庵創業60周年記念 特別企画 ふれあい講演会
 
■テーマ むすんでひらいて
■時間  18:00〜20:00
■会場  会津風雅堂
■備考  対談/大石邦子(エッセイスト) 司会/大和田 新(ラジオ福島アナウンサー)

対談というより司会者によるインタビュー形式になった。タイトルのの提案は大石さんからで、禅的にとらえる「むすんでひらいて」についてそれぞれの考え方を話す。最後にはおすすめ本もあげた。 
 
 
 
  4月17日(土)花園大学公開講議 「玄侑宗久と語る」 〜 シリーズ「日本の風光」の第2回

ゲストスピーカーは佐々木閑先生、コーディネイターは安永祖堂老師

■テーマ 戒と恥
■時間  1:00〜15:00
■会場  花園大学無聖館ホール

阿部浩三学長挨拶の後、佐々木先生のインド仏教に基づく「『戒と恥』」についてのお話、伴 英将さんによる尺八の演奏があり、講演を行う。
全く相手にしていない人間に対しては、罪も恥じらいも感じない。決まりとは云え、同意したり、誓っていないことに対しても罪も恥じらいも感じない。共感をもっている人とか、分かりあいたいという人に対してはは恥じらいをもつのである。奥ゆかしさと繋がった人間的魅力ではないかと思う。恥じらいを捨ててはいけないのである。

【 参考書籍】
『菊と刀』 (講談社学術文庫) 『「甘え」の構造』 [増補普及版] 『「恥の文化」という神話』
 
 
 
  3月27日(土)「京都・宗教系大学院連合」公開講演会 基調講演

「京都・宗教系大学院連合」は、大谷大学大学院 文学研究科、高野山大学大学院 文学研究科、種智院大学 仏教学部、同志社大学大学院 神学研究科、花園大学大学院 文学研究科、佛教大学大学院 文学研究科、龍谷大学大学院 文学研究科の7つの大学院・大学および9つの協力団体(研究所・学会)がそのメンバーとなっています。
2006年度より、加盟大学院間の単位互換制度の実施をはじめ、教育や研究の具体的な取り組みを始めています。また、京都に息づく日本の伝統文化・宗教を積極的に国際社会にアピールするために、幅広い研究ネットワークの構築を目指しています。
本連合の目的や活動を広く知っていただくために、今回、作家の玄侑宗久氏を講師としてお招きし、「禅と諸宗教における『わたし』の成り立ち」というテーマのもと、公開講演会を下記のように企画いたしました。多くの方のご来場をお待ちしています。なお、来場された先着200名様には本連合の機関誌『京都・宗教論叢』第4号(昨年の講演記録を収録)を贈呈。


■演題 禅と諸宗教における『わたし』の成り立ち
■時間  1:00〜15:30
■会場  佛教大学 常照ホール(図書館5階)

・司 会:安永祖堂(花園大学)
・あいさつ:奥山直司(高野山大学)
・基調講演: 玄侑宗久
・コメンテーター:森 孝一(同志社大学)
・来場者との質疑応答
 
 
  3月11日(木)朝日カルチャー千葉「公開講座」

梵語のパーラミター(paramita)が中国で「到彼岸」と訳され、さらに略されて「彼岸」になったそうで、本来の意味は、迷いの此岸に対する悟りの彼岸。向こう岸のことだという。迷いだらけの私たちに、玄侑和尚が語る向こう岸とは……。

■演題 「此岸のなかの彼岸」
■時間  14:30〜16:00
■会場  三井ガーデンホテル千葉

講演を聞いてさらなる迷いが生じたような、、、。わかったようなわからなかったような気がする。
「仏祖命を乞う」時と場合によりその価値観は変化する。仏と謂えども命乞いをすることもあるのである。

 
 
 
  3月1日(月) 「あだたら万遊博」

■演題 「天籟を聴く」
■時間  14:00〜15:30
■会場  陽日あづま館

今回のテーマ「(おと)」にちなんで話を進めた。
人は全てを見、全てを聴いていると思っているが、実際は見たいものを見、聴きたいものしか聴いていない。人によってもたらされる人籟、地上でのさまざまな出来事が地籟、人には自然に具わっている天籟がある。その天籟といわれるを大切にして欲しい。 
 
 
 
  2月20日(土)、三鷹市主催「太宰治顕彰事業」玄侑宗久講演会

■演題 「ことのはを散らす」
■時間  14:00〜15:30
■会場  三鷹産業プラザ7階


諸行は無常である。流動しつづける「コト」を繋ぎとめ、「コト」の「端」を言葉として表したのがいわば文学の事始めとするなら、宗教はそうして「モノ」になってしまった「コトノハ」を、もう一度無常なる「コト」に戻そうとする。ことのはが散り際に発する音の力について考えて 分からないままに生きるビジョンを話した。

太宰治が愛した町の様々な事業の一環として講演会が開催された。
 
 
 
  1月30日(土) 第110回奈良学文化講座「奈良大和路のほとけに出会う」

■演題 「むすぶ神、ほどく仏」
■時間  13:00〜16:00
■会場  メルパルクホール


 「仏教伝来」から1450年余り。奈良大和路には、さまざまな祈りや願いを込めて造られてきた多くの“古きほとけたち”がたたずんでいます。そして今もなお、それらの“ほとけたち”の姿や表情に私たちは深く感動し、心の安らぎを覚えます。異国の信仰である仏教を日本で最初に受け入れた奈良の地は、また日本で初めて仏像が造られた「原点」の場所でもあります。この奈良の伝統に育まれた仏像の魅力のほか、天才仏師といわれる運慶と鎌倉彫刻について、そして、ほとけと向き合うこと、あるいは仏教の受容をとおして形成されてきた日本文化への視点について講演をする。
 
 
 
  1月22日(金) 池袋コミュニティ・カレッジ開校30周年記念

■演題 「不二の法門『維摩経』の心をひもとく」
■時間  14:00〜15:30
■会場  池袋コミュニティカレッジ


『維摩経』は大乗仏典の一つの極地である。逆境を知り尽くした、苦労人の作に違いない。あらゆる菩薩をも論駁する維摩居士に、この逆境の世界の生き方を学ぶ。
『維摩経』について限られた時間で説明をするのは少し厳しかったように思う。少人数での講座であるからこそ、受講者との距離は短く感じられた。興味をもたれた方は『維摩経』を読んでいただけたらと思う。
 
 
 
  1月16日(土) 京都妙心寺展 特別講演会

■演題 「龍の背に乗る」
■時間  13:30〜15:00
■会場  九州国立博物館 ミュージアムホール

 

「妙心寺鐘・観世音寺鐘」鳴鐘会(めいしようえ)(11:00、13:00の2回開催)

わが国の銅鐘の中で最古の年号が記される妙心寺の銅鐘は、今回特別出品される観世音寺の銅鐘と大きさや形状が同じであることから、北部九州の同一工房で同時期に鋳造されたと考えられています。妙心寺鐘は「徒然草」の著者・吉田兼好がその音色を「黄鐘調(おうじきちょう)の鐘」と称え、観世音寺鐘は菅原道真がその音色を大宰府で聞き、漢詩に詠んだことで知られています。屈指の美しい姿をみせる国宝兄弟鐘。1300年ぶりに九州で共鳴しました。