2013年 講演会報告
  第17回日本統合医療学会 市民公開講座 

■日時  12月21日(土) 午後5時30分〜午後6時30分
■演題  「生への希望と統合医療-福島に必要なこと」
■会場  日本赤十字看護大学 広尾ホール

■主催  第17回日本統合医療学会組織委員会

 
  玄侑宗久さん講演会
 
■日時  12月16日(月) 午後6時30分〜午後8時
■演題  「日本人の心のかたち」
■会場  奥州市文化会館 Zホール

■主催  増長寺

 
  福島県内の全原発廃炉を求める会  結成集会

■日時  12月15日(日) 午後1時30分〜
■演題  「柳の根っこ」
■会場  二本松福祉センター
■主催  福島県内の全原発廃炉を求める会


 
  玄侑宗久さん講演会

■日時  12月11日(水) 午後6時30分〜午後8時
■演題  「地蔵のこころ、日本人のちから」
■会場  霊山中央公民館
■主催  伊達市 霊山地区生涯学習推進協議会

 
   奈良市内を中心とした20カ寺でつくる南都二六会主催の「いのちのおしえ」仏教セミナーが5日、奈良市東寺林町のならまちセンター市民ホールで開かれた。同セミナーは年1回この時期に開催されている。今年で29回目。

 今回は、芥川賞受賞作家で福島県の臨済宗福聚寺第35世の玄侑宗久住職が「『両行』と『不二』の国」をテーマに講演

12月5日奈良新聞より 奈良市東寺林町のならまちセンター市民ホールで開催

 
  2013 第5回臨床美術学界 大会テーマ 希望への揺藍〜臨床美術に求められる新たな展開〜 

■日時  11月15日(金) 午後1時20分〜午後2時20分
■演題  「感覚と病い 〜たかが感覚、されど感覚〜」
■会場  大崎市岩出山文化会館(スコーレハウス)
■主催  臨床美術学会



※午後3時40分〜午後5時まで「シンポジウム 「自己再帰性の諸相」
コーディネーター:大城泰造(東北福祉大学総合教育基礎課程准教授)
シンポジスト:玄侑宗久/鈴田泰子/関根一夫/山田修市


 
  第62回日本農村医学会学術総会  公開講座

テーマ:「地域コミュニティーの復興・再生と包括的地域医療」


■日時  11月8日(金) 午後3時10分〜午後4時10分
■演題  「地蔵のこころ 日本人のちから」
■会場  福島グリーンパレス 瑞光の間
■主催  日本農村医学会


 
  金沢 現代会議〜現代に生きる・現代を生きる

■講演 ※講演順
 「『心』と受け入れる力」 姜尚中氏
   (聖学院大学全学教授)
 「不二の思想」 玄侑宗久氏 
(作家・福聚寺第35世住職)
 「現代認識を深めるために〜今を生きる大拙、そして空海と親鸞」 寺島実郎
氏  ((一財)日本総合研究所理事長)
■パネルディスカッション
 「宗教・文化と実業」
 上田閑照氏
  (京都大学名誉教授)
 寺島実郎氏、姜尚中氏、玄侑宗久氏
 岡村美穂子
  (鈴木大拙館名誉館長・鈴木大拙元秘書)
 
<コーディネーター>
    木村宣彰
(鈴木大拙館館長・大谷大学前学長・名誉教授)

■日時  10月30日(水) 午後12時30分〜午後4時
■演題  「」
■会場  金沢市文化ホール
■主催  金沢市 鈴木大拙館(公益財団法人金沢文化振興財団)

金沢市と鈴木大拙館(同市)の「金沢・現代会議〜現代に生きる・現代を生きる〜」は30日、同市文化ホールで約900人が参加して開かれた。第一線の研究者ら6人が講演やパネル討論を行い、大拙や禅の思想から現代社会を生きるヒントを探った。
パネル討論では、寺島実郎日本総合研究所理事長が大拙と親交のあった実業家出光佐三、安宅弥吉に触れ、「昔の経済人は自らの思想や哲学を持とうとした」と指摘。僧侶で芥川賞作家の玄侑(げんゆう)宗久氏は禅宗が政財界人に好まれる理由を「(僧侶に)相談しても考えて決めるのは自分であり、プライドが傷つかない」と語った。
姜尚中(カンサンジュン)聖学院大全学教授は師弟関係の重要性を主張し、東日本大震災を教訓に「現場力を持った人物を育てたい」と述べた。上田閑(しず)照(てる)京大名誉教授は「現代の生活文明は人間を非人間化する性格を持つ。人間であることは何かが問われる」と問題提起した。
晩年、大拙の秘書を務めた岡村美穂子名誉館長は、大拙と弥吉、西田幾多郎が夢を語り合ったエピソードを紹介した。大谷大前学長で木村宣彰(せんしょう)鈴木大拙館館長がコーディネーターを務めた。(北國新聞10月31日より)


 
  仏教講座

■日時  10月21日(月) 午後6時〜午後7時30分
■演題  「日本人の心のかたち」
■会場  都留・うぐいすホール

■主催  都留市仏教会 

 
  人生後半の生き方を考える講演会
 
■日時  10月18日(金) 午後1時30分〜午後3時
■演題  「閑古錐」
■会場  えぽか健康増進広場

■主催  本宮市高齢福祉課

 
  東北地区獣医師大会  獣医学術大会東北大会 市民公開特別講座

■日時  10月10日(木) 午後2時30分〜午後4時
■演題  「現場主義の動物達に学ぶ」
■会場  郡山ビューホテルアネックス
■主催  福島県獣医師会


震災後の動物について、東日本震災復興構想会議委員としての見解を述べ、福島原発での放射線の不安から福島県民は国の発表により翻弄され、分断が始まった。その心は癒されることはない。動物の無心の有り様には人が学ぶべきものがあるのではないか等話した。約400名の参加があり熱心に話を聞いていた。

 
  協働による地域の福祉力向上フォーラム

これまで東日本大震災をはじめ、様々な災害に見舞われ、あらためて普段からの地域の絆、人と人とのつながりの大切さを感じた方も多いと思いますが、その絆を深めるためには皆さん、ひとりひとりの参加とチカラが必要です。地域の特色を活かし、自分たちが考える、支え合いの地域づくりを目指して開催します。


■日時  9月28日(土) 午前9時30分〜午前11時35分
■演題  「呼吸とこころ」
■会場  まほらホール
■主催  三春町 福島県社会福祉協議会

 
  広島市民文化大学 2013年度9月期
 
■日時  9月28日(土) 午後1時30分〜午後3時
■演題  「無常を生き抜く」
■会場  国際会議場フェニックスホール


 
  新潟県宗教者懇話会15周年記念講演会 玄侑宗久師を迎え開催

■日時  8月20日(火) 
■演題  「両行と不二の国」

立正佼成会

 
  平成25年度 夏期講座「生きる」 

■日時  7月21日(日) 午後1時30分〜
■演題  「日本人の心のかたち」
■会場  正眼寺

■主催  正眼短期大学

※20日、21日の連続講座の一環

 
  シンポジウム「明日へ 紡ぎ繋ぐメッセージ」

■日時  7月15日(月) 午後1時30分〜午後4時10分
■演題  第1部「こころの復興」
■会場  徳島市立文化センター

■主催  徳島新聞社

※鎌田東二氏、岡本光雄氏(徳島新聞社経済部長)との鼎談
第2部「花は咲く」瀬戸内寂聴氏、斉藤一彦氏(常盤興産社長)、石原譲氏(盛和熟徳島代表世話人)


 
 
  東日本大震災復興支援 『伝統と革新』 公開講座

テーマ「荘子の両行」

■日時  7月6日(土) 午後1時〜
■演題  「伝統と革新」
■会場  岐阜グランドホテル

■主催  大興寺・中日新聞社共催

講演後に細江茂光岐阜市長と小出宣昭・中日新聞社社長との鼎談 

 
  看取りに関する講演会

古来の日本人の死生観について語る


■日時  6月28日(金) 午後7時
■演題  「有為の奥山けふ越えて」
■会場  岩手県民会館中ホール

■主催  盛岡市医師会 

 
  仏教講座

■日時  6月23日(日) 午後2時〜
■演題  「同期する命」
■会場  大興寺

■主催  大興寺 
 
 
  玄侑宗久特別講演会

日常に、なにげなく「祈る」という言葉を使っている。しかし「祈り」とは、いったい何なのか?まじめに考えてみたい。復興をめざす福島での祈りも含め、本来、祈りとはどのような作法によって行われるどのような行為なのか、皆さんと一緒に考えます。

 
■日時  6月20日(木) 午後2時〜午後3時30分
■演題  「祈りの作法」
■会場  朝日ホール

■主催  朝日カルチャーセンター名古屋教室

 
  無生死の道(むしょうじのみち)〜みえ生と死を考える市民の会発足15周年記念講演会

■日時  6月19日(水) 午後3時〜午後4時30分
■演題  「無生死の道」
■会場  三重総合文化センター 中ホール

■主催  みえ生と死を考える市民の会
 
 
 

講演会 人間にはつらさを乗り越えられる力がある 「希望と感謝」テーマに 西宮「生と死を考える会」/兵庫

毎日新聞 2013年06月03日 地方版

 大切な家族を亡くした遺族の心のケアを続ける「兵庫・生と死を考える会」(会長、高木慶子・上智大特任教授)の設立25周年を記念する講演会「今、生と死を考える」が2日、西宮市霞町のカトリック夙川教会で開かれ、約300人が参加した。【米山淳】
 同会は死別体験者の分かち合いの会やボランティア研修会などを定期的に開き、遺族らにとって貴重なよりどころの場となっている。
 高木会長は「希望と感謝」をテーマに講演。「25年前は『死』について考えることはタブーでしたが、多くの人に支えられた」とこれまでの支援に感謝の意を表した。また、「活動の中で、人生にはつらいことが山ほどあることを学んだ」という高木会長は「それでも人間にはつらさを乗り越えられる力がある。だからこそ生きていけるし、それこそが希望」と説明した。東日本大震災で、母が目の前で津波に流された際に叫んだ「しっかり生きなさい」という言葉を胸に懸命に生きる男子高校生との出会いも披露した。
 福島県三春町にある福聚寺(ふくじゅうじ)の玄侑宗久住職も講演。「人は短い時間の中で生と死を繰り返している。お辞儀をして顔を上げたときには生まれ変わっている」などと禅の思想を語った。〔阪神版〕

 

 
  玄侑宗久チャリティー講演会 

福島県・福聚寺住職でありながら芥川賞作家、また、東日本大震災復興構想会議委員を歴任されています。そんな玄侑宗久氏に「死して生まれよ」〜無常と「もののあはれ」〜をテーマに、東日本大震災を通して感じたことなど講演をしていただきます。


■日時   5月29日(火) 午後2時〜午後3時30分
■演題   「死して生まれよ」
■会場   豊田市民文化会館 小ホール
■主催   国際ソロプチミスト豊田

 
  第22回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会

■日時   5月24日(金) 午後3時〜午後4時
■演題   「不二を生きる」
■会場   静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ
■主催   日本創傷・オストミー・失禁管理学会


日本創傷・オストミー・失禁管理学会は、第22回学術集会を5月24日(金)と25日(土)の二日間にわたり、静岡県コンベンションアーツセンター・グランシップ(静岡市駿河区)で開催いたします。日本創傷・オストミー・失禁管理学会は、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)、褥(じょく)瘡(そう)(床ずれ)、失禁に関するケア技術の向上を目的とし、年1回、学術集会を開催しています。

 
  「光の山」刊行記念 玄侑宗久さん講演会&サイン会 

■日時   5月21日(火) 午後6時30分〜午後8時
■演題   「光の山」
■会場   神田神保町店6階東京堂ホール
■主催   東京堂書店


 
  おはなしサークルおひさま10周年記念イベント  

■日時   5月13日(月) 午後6時〜午後7時30分
■演題   「生きていく物語の力」
■会場  つがる市生涯学習交流センター「松の館」交流ホール 青森県つがる市木造若緑52
■主催  おはなしサークルおひさま


 
  全日本仏教青年会 全国大会in大阪

釈徹宗氏(相愛大学教授)、中沢新一(明治大学 野生の科学研究所所長)の三人によるパネルディスカッション


<大阪〜地域多様性〜>
水の都・大阪は「八百八橋」とよばれるほど川に挟まれた「島」の集合体。その「島」の人と人を繋ぐ(結びつける)コミュニケーション手段が「笑い」であり、昔からお互いを尊重するハイブリッド文化を形成してきたのである。
ごった煮で動きがあり、権力に媚びず、弱いものを守っていこうとする。「敗者弱者を受け入れる町」の大阪を舞台に全国大会を行います。
子どもたちに、或いはまだ見ぬ子孫の為に、健全な社会を残しより良き生き方を伝えていくことは今を生きる者の責務。地域の活力を高めて、今よりも幸福感の高い社会を作るためには、経済のかたちをかえていかなければならない。そのティッピングポイントとなる事を願う。


■日時   5月7日(火) 午後2時30分〜
■テーマ  「シンポジウム 東日本大震災から考える 地域の再生・多様性」
■会場  真宗大谷派難波別院 南御堂(〒541‐0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4−1−11)

■主催  全日本仏教青年会

 
 
  仏教情報センター設立30周年記念大会

「共に生きる」

スケジュール
午後1時30分  開会式
午後1時55分  講演 玄侑宗久
午後2時25分  講演 愛川純子
午後3時10分  座談会
午後3時55分  ライブ 三浦明利 
午後4時25分  記念法要

午後5時終了  

■日時  5月6日(月) 午後1時30分〜午後5時
■演題  「共に生きる」
■会場  芝 増上寺 大殿

■主催  仏教情報センター

講演の様子を纏めたブログ

 
  うつくしまふくしま 飯出山 さくら乃里 玄侑宗久講演会

■日時  4月23日(火) 午後2時5分〜午後3時45分
■演題  「櫻と東北」 
■会場  喜多方プラザ文化センター 小ホール

■主催  飯心クラブ
 
クラッシクギターミニコンサートが講演の前に行われました。
 
  玄侑宗久講演会

そもそも日本人は、いいとこ取りのアレンジ力、しあわせるコミュニケーション力を発揮し、仕事を遊びとして楽しんできました。「むすんでひらいて」というおなじみの童謡も、実は仕合わせる智恵の歌と見る事もできます。概念や思い込みを“結びやすい”我々の頭やこころをまず“ひらいて”、そして相手や状況に応じて「仕合わせる」ことが、日本人の本来のしあわせ観でした。


■日時  4月15日(月) 午後7時〜午後9時
■演題  「仕合わせる」 変化に応じていいとこ取る智慧 
■会場  イイノホール&カンファレンスセンター

■主催  仕合わせるプロジェクト企画

 
  教養を深める:現代を知る講座
 
歴史的に震災の多かったこの国で、我々の祖先はいかなる心根を築き上げてきたのか。日本人ならではの感性について、考えてみたい。最近は、それがどうしても弱まっているように思える。ほとんど無意識にアメリカ型のシステムが導入されるなかで、失われつつあるものは何なのか、守るべき「この国の心のかたち」とは何なのかを、共に考えてみたいと思う。


■日時  4月15日(月) 午後1時〜午後2時30分
■演題  「この国の心のかたち」
■会場  朝日カルチャーセンター 横浜

■主催  朝日カルチャーセンター 横浜 

 
  2013年度 第2回 福島復興講座 さぁ、今、つながる時「共に生きよう!フクシマ」

■日時  4月6日(土) 午後2時〜午後3時30分
■演題  「揺らぐことのススメ」
■会場  桜の聖母短期大学

■主催  桜の聖母生涯学習センター

事前の宿題
・私たちが忘れていたもの、忘れてはいけないものは何ですか。
・自然と私たちが共に生きるには何が必要ですか。
・手作りの「自治」社会を具体的にどこからつくり始めたらよいのでしょうか。
・人それぞれ程度の差はあるが、生きている限り悩みは尽きない。大人も子供も力強く生きて行くには

以上の質問に答えました。

台風並の荒れた天気予報でしたが、講演中は雨が降ることもなく無事終了しました。近くの花見山には大勢の方が見えたそうです。


 
  公開講座 玄侑宗久講演会 

この島国は、海に囲まれた湿気の多い環境にあって、独自の生活や文化を築いてきた。しかし今、その独自性が大切にされていないのではないか。グローバルスタンダードの嵐を乗り切り、何に生き残ってほしいのか、何が生き残るべきなのか、あらためて考えてみたい。

■日時  3月27日(土) 午後2時〜午後3時30分
■演題  「日本的生活」
■会場  三井ガーデンホテル千葉 3階飛鳥の間

■主催  朝日カルチャーセンター千葉

 
  平成24年度放射線に関する知識普及事業の一環 

市民に放射線に対する正しい知識と理解を深める為に実施

■日時  3月23日(土) 午後4時〜午後5時45分
■演題  「福島に生きる〜放射線との向き方〜」
■会場  須賀川市中央公民館

■主催  須賀川市健康づくり課

 
  チャリティー講演会

■日時  3月7日(木) 午後2時〜午後3時30分
■演題  「日本的生活」
■会場  ホテルニューオータニ大阪 2階鳳凰の間

■主催  国際ゾンタ
 

【毎日新聞3月8日大阪版】
女性の奉仕団体「国際ゾンタ財団」の活動を支援する「大阪1ゾンタクラブ」(早川住江会長)が7日、大阪市内で芥川賞作家の臨済宗妙心寺派住職、玄侑宗久さんのチャリティー講演会を開いた。約700人が参加。収益は毎日新聞大阪社会事業団などに寄付された。
 玄侑さんは「日本的生活」のテーマで講演。「日本人は『善は急げ』と『急がばまわれ』など両極の考え方を共存させてきた」とし、「天災が多く『明日はどうなるか分からない』と理解していたのに、コンピューターの登場で無意味な予測や分析が広がっている」と指摘した。岡田修さんの津軽三味線の演奏も披露された。【和泉かよ子】


 
  「震災2年を語る会」 

第1部 復興構想会議・同検討部会元メンバーによるリレートーク

赤坂憲雄 氏 (学習院大学教授 福島県立博物館長)
内館牧子 氏 (脚本家)
大西 隆 氏 (東京大学大学院工学系研究科教授 日本学術会議会長)
玄侑宗久 氏 (臨済宗福聚寺住職、作家)
清家 篤 氏 (慶應義塾長)
高成田享 氏 (仙台大学教授)
橋本五郎 氏 (読売新聞特別編集委員)
五十嵐敬喜 氏 (法政大学法学部教授)
玄田有史 氏 (東京大学社会科学研究所教授)
西郷真理子 氏 (都市計画家)
白波瀬佐和子 氏 (東京大学大学院人文社会系研究科教授

第2部 熱く語る! 我が被災地の現在とこれから

古川愛明 氏(岩手県釜石市鵜住居復興まちづくり協議会)  
村上力男 氏(宮城県気仙沼復興商店街理事長 気仙沼あさひ鮨社長)
遊佐勇人 氏(福島県二本松市人気酒造株式会社代表取締役)

第3部 意見交換  ─記憶を風化させず、復興の支援と連携を継続するために

■日時  3月6日(火) 午後2時〜午後5時
■会場  :東京大学工学部14号館141教室

■主催  東大まちづくり大学院

元復興会議メンバーら「現実との差 課題整理を」
震災直後に設置された政府の「復興構想会議」の元メンバーらが5日、東京・本郷の東京大学で「震災2年を語る会」を開いた。
出席者からは復興の遅れに対する危機感や、国民の間で被災者への支援の思いが薄らいでいくことへの懸念が相次いで示された。
語る会は、東大まちづくり大学院、一般社団法人チームまちづくりの共催。同会議と検討部会の元メンバー10人が出席し、それぞれの立場から復興の現状や課題などについてリレートークを行った。
このうち、橋本五郎・読売新聞東京本社特別編集委員は、「この2年間で復興へ向けて目指そうとしたことと現状の間にどのようなギャップがあるか、一覧表にして埋めていく作業が必要になってくるのではないか」と述べ、2年を機に改めて課題を整理する必要性を強調した。
橋本氏は、東京電力福島第一原発事故により福島県内で行われている除染にも触れ、長期的に年間積算線量が1ミリ・シーベルト以下になることが事実上の目標値となっていることについて「言葉が一人歩きしている。科学的根拠はあるのだろうか」と疑問を呈した。
脚本家の内館牧子さんは、被災地で多くの被災者と対話した経験を紹介。「復興が進まない一方で、風化だけは早く進んでいる。『絆』や『一人ではない』といった震災当初にはあった言葉も聞かなくなった」と述べたうえで、「今回はたまたま東北で起きたが、がれき処理の問題も含め、自分のこととして考えないのは貧困な国民だ」と厳しく指摘した。
福島県在住の芥川賞作家・
玄侑宗久さんは、原発政策について「国は白紙状態としている感はあるが、考えを示すべきだ」などと語った。
この日は、被災地の企業の社長ら3人も出席し、それぞれの地元の現状などを報告した。
福島県二本松市の酒造会社社長の遊佐勇人さんは、自社の商品が海外でも風評被害に遭うなどの現状を説明したうえで、「前向きにやれば光は見えてくる。『被災地だから』ではなく、おいしいお酒として隔てなく飲んでほしい」と語った。

(読売新聞3月6日付)

 
  第11回「あだたら万遊博―おかみと過ごす雛まつり」

テーマ:大地 


■日時  3月4日(月) 午後1時30分〜午後3時
■演題  「豊饒なる玄」
■会場  陽日の郷 あづま館

■主催  岳温泉観光協会

 
 

シンポジウム「東日本大震災に宗教者・宗教学者はどう向き合ってきたか」

日時: 2013年3月2日(土) 13:00-17:30
場所: 東北大学マルチメディアホール(東北大学川内北キャンパス)


主催:東北大学大学院文学研究科実践宗教学寄附講座
    心の相談室
    京都大学こころの未来研究センター大震災とこころの未来プロジェクト
    宗教者災害支援連絡会
共催:東北大学大学院文学研究科


☆プログラム
・開会の辞・総合司会:鈴木岩弓(東北大学教授)
・基調講演 13:00-14:00
   山折哲雄(国際日本文化研究センター元所長・名誉教授・宗教学者)
・パネル・ディスカッション「東日本大震災と宗教者・宗教学者」(14:15-17:30)
   司会:鎌田東二(京都大学こころの未来研究センター教授)
・報告T「東日本大震災に向けた宗教者の対応」(14:15-15:15)
   金田諦應 通大寺住職
   川上直哉 仙台教会主任教師
   藤波祥子 八重垣神社宮司
   篠原祥哲 WCRP日本委員会仙台事務所長
・報告U「東日本大震災に向けた宗教学者の対応」(15:15-15:30)
   稲場圭信 大阪大学准教授
   黒崎浩行 國學院大學准教授
・休憩(15:30-15:45)
・コメント(15:45-16:05)
   玄侑宗久(作家・福聚寺住職)
   島薗 進(東京大学教授)
・ディスカッション(16:05-17:25)
・閉会の辞


仏教タイムス記事
 
 
  ねはんの会の集い

■日時  2月26日(火) 午後1時30分〜午後3時
■演題  「一から出直す不二の国
■会場  八王子 いちょう大ホール
■主催  八王子市仏教会 
■後援  八王子 南無の会
 
  東日本大震災メモリアル・シンポジウム『忘れないために〜震災後を生き抜くヒント〜』 

「震災後を生き抜くヒント」をテーマにしたトーク・セッション

間もなく東日本大震災から二年。 「心の相談室」では、被災者に対して、さまざまなケア活動をおこなってきました。
移動傾聴喫茶「カフェ・デ・モンク」、ラジオ版の「カフェ・デ・モンク」、 電話相談、ラジオを本にまとめた「ラジオ・カフェ・デ・モンク〜インタビュー集・震災後を生きるヒント」。 このような活動を続けるなか、被災地の皆さんはこれからが本当に厳しくなる、と実感しています。
このシンポジウムは、“震災後を前向きに生きるヒント” を 私たちがあらためて確認しながら、共有しあうものです。
そしてラジオとインターネットを通じ、 被災三県の現状を東京・大阪方面に発信します。


パネリスト
 玄侑宗久:僧侶、作家(福島県三春町)
 松村豪太:ISHINOMAKI 20. 代表理事(宮城県石巻市)
 山内宏泰:リアス・アーク美術館、学芸員、学芸係長(気仙沼市)
 前島宗甫:WCRP理事、元日本キリスト教協議会総幹事

コーディネーター
 板橋恵子(ラジオ版「カフェ・デ・モンク」パーソナリティ)


■日時 2013年2月22日(金) 開場:18時 開演:18時半〜
■主催  心の相談室
■協力  (公財)WCRP日本委員会
■会場  仙台メディアテーク・シアターホール(7F)


当日USTREAMで生中継
3月10日 ラジオ特番「忘れないために」で放送


 
  スイト学びフォーラム文化講演会

■日時  2月17日(日) 午後6時30分〜午後8時
■演題  「日本人の力
■会場  スイトピアセンター 文化ホール
■主催  大垣市文化事業団 

 
  第25回文化フォーラム「人生後半の生き方を考える」

■日時  2月16日(土) 午後1時〜午後4時
■演題  「人生の昼下がり」
■主催  財団法人上廣倫理財団
■会場  日比谷公会堂 

 
   続・白隠フォーラム in Bunkamura

■日時  2月12日(火) 午後1時〜午後4時
■会場  Bunkamura会議室
■主催  花園大学国際禅学研究所
■備考  前半は澤勝弘教授による白隠禅画の解説、後半がトークショー

「白隠展」にあわせて開催されたトークショー。禅僧の立場から白隠禅師の修行の在り方、健康のための養生法「夜船閑話」等について述べる


 
  2013年1月期 講座

多くの天災を経験したこの国の人々は、それゆえの自然観をもち、思考法を獲得し、行動原理や信仰も身につけてきたように思う。その根底にあるものは、「一から出直す」ことと、「不二」ではないか? 東日本大震災を振り返りながら考えてみたい。

■日時  1月30日(火) 午後6時30分〜午後8時
■演題  「一から出直す不二の国」
■主催  朝日カルチャーセンター新宿教室


 
  シリーズ「東北を考える」第1回

2011年3月11日の大地震と大津波、そして福島第一原発の事故により、私たち日本人が直面しているさまざまな課題について、「東北からメッセージを発信し続ける人」「東北を見つめ続ける人」を講師に招き、「東北の視点」から考えます。

 
■日時  1月24日(木) 午後3時30分〜午後5時
■演題  「福島に生きる、日本に生きる」
■主催  NHK文化センター青山教室


 
  「仏教法話」特別講座

「日本でだけこれほどにお地蔵さんが増えてしまったのはなぜなのか」をテーマに語ります。
 
■日時  1月24日(木) 午前10時〜午前11時30分
■演題  「この町に暮らす この国に生きる」
■主催  NHK文化センター郡山教室


 
 

赤坂憲雄・玄侑宗久・和合亮一新春鼎談 言葉を信じて ふくしまからの提言

■日時  1月14日(月) 午後3時〜午後5時
◆会場  ふくしまキッチンガーデン2階「ゆいの庭」
■主催  福島大学行政政策学類ふくしまキッチンガーデン運営協議会


言葉の力信じて/福島市
●和合さん・玄侑さん・赤坂さんが「鼎談会」
 大震災と原発事故という未曽有の体験をへて、言葉のプロフェショナルたちは何を語るのか――。福島大学行政政策学類などが主催する「鼎談(ていだん)会」が14日、福島市内で開かれた。
 「放射能が降っています 静かな夜です」。妻子を避難させ、1人福島に残った夜、そう書きつづった詩人の和合亮一さん。権威や権力に頼らす、あいまいさに耐えながら三春町に住み続けることを選んだ芥川賞作家で僧侶の玄侑宗久さん。東北学を提唱してきた民俗学者で県立博物館長の赤坂憲雄さん。3人で会い、語るのは初めてという。
 「3・11で言葉を見失い、言葉を信じることができなくない日々が続いた」と赤坂さん。「同じ時間を私も過ごした」という和合さんは、余震が起きるたびに「涙と怒りと絶望と悔しさ」に突き動かされ、「鬼になってこの現状を書いて書いて突きつけてやる」と思った。それから1カ月余、書き続けた。
 玄侑さんも「3・11で言葉の持つ情報価値が暴落した。大本営発表のうそと同様のことがあるんだと痛切に感じた」。だからこそ、「いつまでも古びない作品を書きたいという欲望」があるという。
 最後に歌手の加藤登紀子さんが飛び入りで加わり、震災5日後に作詞作曲した「今どこにいますか」を歌った。(本田雅和)朝日新聞福島版


言葉で本県再生 福島で鼎談 赤坂県立博物館長ら

 民俗学者で県立博物館長の赤坂憲雄さん(59)、芥川賞作家で三春町・福聚寺住職の玄侑宗久さん(56)、福島市の詩人で保原高教諭の和合亮一さん(44)による鼎談(ていだん)「言葉を信じて ふくしまからの提言」は14日、福島市のふくしまキッチンガーデンビルで開かれた。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの再生に向けて、言葉の力と可能性を語り合った。
 福島大行政政策学類とふくしまキッチンガーデン運営協議会の主催、福島民報社と県立博物館の共催で、80人が聴講した。
 一昨年3月の震災直後の心境について赤坂さんは「見たこともない光景を受け止める言葉を持たず、6日間ぐらい全く言葉を失っていた。だが若い仲間に『沈黙を選んでいる』と言われ、沈黙するのは裏切りと感じ、書き始めた」と語った。和合さんは「涙と怒りと絶望と悲しみと悔しさから、地震が起きるたびに心が揺り動かされ、何かがはじけた。そんなとき自分は言葉にすがるしかなかった。無我夢中でツイッターに向かった」と述べた。玄侑さんは「復興構想会議に出てみて、机の上でしか考えていないものに振り回されていると痛感した。震災後に短編を書いたが、タイトルが『蟋蟀(こおろぎ)』『アメンボ』など虫の方に目がいく。嫌な言葉を話す人間に嫌な感じを持ってしまった」と振り返った。
 赤坂さんが「震災後に一番書かれた文学作品は短歌。カオスのような思いを五七五七七の定型に入れてやることで、ある種の記録の媒体となったのではないか」と指摘。玄侑さんは「地震や津波、飢饉(ききん)で人が大勢死ぬということを東北は昔から体験してきた。忘れたい、だが忘れていいのかという相反することのために儀式がある」と語った。和合さんは「無意識に出てくる言葉に本当のことがある」と話した。
 特別ゲストとして歌手の加藤登紀子さんがギターの弾き語り「今どこにいますか」を披露した。(福島民報)



大雪にもかかわらず、大勢の方が参加してくださいました。無事帰られたか心配です。イベント終了後には懇親会も開催されました。

 
  時代を読み解くU 【第1回】

東日本大震災以後、この天災列島での生き方が問われている。我々は今こそ先人達の築き上げた「この国のかたち」を思い起こすべきではないか。ご一緒に考えてみたい。


■日時  1月12日(木) 午後2時〜午後3時30分
■演題  「日本的生活」
■主催  池袋コミュニティ・カレッジ