「和楽2009年4月号

【インタビュー】
大不況時代の「お金」とのつきあい方2

「現在の金融恐慌は、人間がつくった情報世界で起こっている」

「経済原理がすみずみまで行き過ぎて、お金の現実感がなくなっている」
玄侑宗久


定価 1,300円(税込)
2009年3月6日

小学館


「WiLL2009年4月号

オトナの常識[月刊WiLL]

特別対談 

HEALTH

玄侑宗久
大切なのは「息」を意識すること

お経では声は嗄れない
健康法は無手勝流で
先のことは分からない
医療に対する不安
息は「魂」だ!

雑誌コード 18397-04
定価780円(税込)
ワック出版
2009年2月26日

楽天ブックス(3月まで送料無料)
「WiLL 」4月号

『時間と自己』

時間という現象と、私が私自身であるということは、厳密に一致する。自己や時間を「もの」ではなく「こと」として捉えることによって、西洋的独我論を一気に超えた著者は、時間と個我の同時的誕生をあざやかに跡づけ、さらに、ふつうは健全な均衡のもとにわれている時間の根源的諸様態を、狂気の中に見てとる。前夜祭的時間、あとの祭的時間、そして永遠の今に生きる祝祭的時間――「生の源泉としての大いなる死」がここに現前する。

木村敏著
ISBN 978-4-12-100674-5
定価693円(本体価格660円)
中公新書 674/中央公論新社
1982年11月


2月20日放送のNHK「私の1冊」で紹介

『時間と自己』 e-hon

「野性時代2009年3月号
『鬼の跫音』刊行記念
総力特集 道尾秀介に気をつけろ!

・ロングインタビュー/
・道尾秀介への質問状/綾行人 有栖川有栖 伊坂幸太郎 
玄侑宗久 桜庭一樹 村深月 法月綸太郎 平山夢明 薬丸岳 米澤穂信 連城三紀彦
・著者に訊く全作品解説/記憶に残る30冊/仕事場拝見/新連載「球体の蛇」


定価840円(税込)
2009年2月12日(木)
角川書店


野性時代 64
野性時代 64

「文藝春秋2009年2月号
【インタビュー】

「裁判員は日本の美徳を壊す―私は裁きません。世間に裁かれたくもありません」 玄侑宗久

雑誌コード 07701-02
定価 780円(税込)
2009年1月10日

文藝春秋

e-hon
「文藝春秋」2月号

「国文学 解釈と鑑賞」2009年2月号

特集 現代作家と宗教―仏教編

【目次】
■総論
・現代作家と仏教  (柘植光彦)

■エッセイ
・仏教と私 (三田誠広)

■戦後生まれの作家たち―仏教の再発見
・浄土と楽土―中上健次と仏教 (井口時男)
・宮本輝―『幻の光』から『錦繍』へ― (酒井英行)
・立松和平と仏教(=思想)  (黒古一夫)
・連城三紀彦 (横井 司)
・言葉と宗教的身体―三田誠広の仏教小説 (富岡幸一郎)
・村上春樹―「ゼロ」をめぐる現代の悪魔祓い―  (平野 純)
玄侑宗久「拝む女」・「中陰の花」における越境と救済 (秋山 稔)



A5判 224ページ
ISBN:037170209
定価1500円(本体1429円)
2009年1月10日

至文堂

「国文学 解釈と鑑賞」2月号


『かけがえのないもの』養老孟司著

決定版人生論。人間がつくったものを信用してはいけない……。養老先生がもっとも伝えたかったこと、全九章。

かけがえのないもの、それは人の手のはいっていないもの、すなわち自然、子ども、からだ……。予測のつかないそれらとの付合い方を、日本人は知っていたはずだ。結果を予測し、何事にも評価を追い求める生き方はつまらない。何が起きるか分からないからこそ、人生は面白い。自分で考え、まずやってみよう。養老先生が一番言いたかったことをまとめた、養老流人生論のエッセンス。

【目次】
第1章 自分のことがわからない;第2章 人間の構造;第3章 かけがえのない未来;第4章 わけられない自然;第5章 かけがえのない身体;第6章 からだは表現である;第7章 自然と人間の共鳴;第8章 かけがえのない自然;終章 意識からの脱出

解説:玄侑宗久「自然を『手入れ』する」

養老孟司著
A6判 203ページ
ISBN
978-4-10-130835-7
2008年12月26日

新潮文庫/新潮社


『かけがえのないもの』 (Amazon)  e-hon   Yahoo!  楽天ブックス
『かけがえのないもの』 (Amazon)


「大法輪」2009年1月号

特集‖禅語百選
生き方・考え方を一変させる禅の真髄

「一期一会」「平常心是道」など、一語で禅の悟りを表す禅語。その言葉は日々を散漫に過ごす私たちをハッとさせます。今回は、そうした禅語の中から特に代表的な百語を選びました。

〈禅語の味わい方〉
玄侑宗久「自由と渾沌にいざなう一石」

A5判/244ページ
定価 840円(本体 800円)
ISBN 4910059090197

2008年12月8日発売
大法輪閣

「大法輪」 2009年 1月号   e-hon   楽天ブックス
「大法輪」
2009年 1月号


「文學界」2009年1月号

新年創作特集

「塔」(約40枚) 玄侑宗久


雑誌コード 07707−01
定価950円(本体価格905円)
2008年12月6日(土)
文藝春秋刊


「文学界」 2009年 01月号    e-hon
「文學界」2009年1月号
「文学界」 2009年 01月号

「文藝春秋SPECIAL」2009年季刊冬号

アンチエイジング読本  すこやかな人生のために

特集 アンチエイジング最前線
「文藝春秋SPECIAL」
2009年季刊冬号

対談 五木寛之 玄侑宗久

「遊行期」はエンジョイエイジングで
「遊行期」は人生のハーベスト・タイム 老いをエンジョイしていこう

雑誌コード07703-01
定価1,000円(税込)
2008年11月27日(木)発売
文藝春秋



e-hon

「PHPほんとうの時代」2008年12月号


総力特集:生き方上手の「超」整理術

人生後半を豊かに変える「超」パソコン活用術

野口悠紀雄

会社を引退後は、現役世代のために働きます

吉越浩一郎

息を吐くように、不要なものを捨てていく

玄侑宗久

暮らしの贅肉を落とし身軽になるコツ教えます

阿部絢子

モノもお金も人づきあいも「自分流」が一番です

江坂 彰

人生を楽しくする「本・写真・モノ」整理講座

長崎快宏

空いてしまった子ども部屋の使い方

服部公一

読者のアイデア集●私の「整理アイデア」

 

「遺言書」は財産と心の整理ができる最適な方法

本田桂子
「PHP ほんとうの時代」
12月号

雑誌コード 18181-12
定価520円(税込)
2008年11月18日(火)発売
PHP研究所


「飛ぶ教室」第15号(2008年秋)

特集 「まど・みちおのふしぎなポケット」

「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね」
「一ねんせいに なったら 一ねんせいに なったら」
「しろやぎさんから おてがみ ついた」
「ポケットの なかには ビスケットが ひとつ」
―― これらはすべて、まど・みちおの作品です。
以前からのまどファンにはおいしい1冊、よく知らないという人も読めばきっと大好きになる1冊です。


ブックレビュー
「まどさんは、えらい!」 玄侑宗久

B5変型判 128ページ
ISBN978-4-89528-425-7
定価1,000円(税込)
2008年10月25日(土)
光村図書出版株式会社

「飛ぶ教室」第15号(2008年秋)

「ラジオ深夜便 こころの時代」第9号

【タイトル】
・中川衛「象嵌に魅せられて」
・鷲尾遍隆「観音信仰の寺・石山寺」
・野上照代「“私の人生は映画”といえる幸せ」
・能城律子「いつも現役、力の限り生きる」
・阿部昭「星空のロマンをみんなのものに」
・阿辻哲次「漢字と生きる」
・玉岡かおる「鈴木よね 栄光と蹉跌」
玄侑宗久「私という呪縛」 ※(2008年6月28日放送)ラジオ深夜便のつどい/福島
・奥田昌道「幸福への道」
・安田暎胤「玄奘三蔵の教えを継ぐ」
・酒井雄哉「人生におちこぼれなし」
・松重美人「被爆直後のヒロシマを撮ったカメラマン」
・西山進「おり鶴さんの祈り」


A5判 MOOK 180ページ
定価480円(税込)
2008年10月18日(土)
NHKサービスセンター


「ラジオ深夜便こころの時代 9」(Amazon) 「ラジオ深夜便 こころの時代」第9号(e-hon)

『天命』

人は天命を知り天命に生きる

もっとも善良で もっとも愛した人が なぜまっ先に死ななければならなかったか
受けいれがたい不公平な死を どう乗り越えて生きていけばいいか


『他力』『大河の一滴』で生きることの意味を問いつづけてきた五木寛之が,生涯最大・最終テーマである「生と死」の意味について,正面から取りくんだ宿命的一冊。  ※2005年9月、東京書籍より刊行された単行本の文庫化です。

 これまで「生きること」をテーマにした本を何冊か書いてきました。そのなかで「死」についての自分の考え方は、生きることとの関連でふれることはあっても、正面からこれを取り上げることは避けてきたような気がします。
 この本では、それらについて現在の私の気持ちを、あえて正直にまとめてみようと思うのです。(本文より)

――解説・玄侑宗久


【目次】
T天命
 人が死を感じるとき
 祈りと死
 浄土という場所
 天命について

あとがきにかえて


解説:玄侑宗久「信ずべき直観」

五木寛之著
ISBN:9784344411913
文庫判241ページ
定価520円(本体価格495円)
2008年9月17日(水)
幻冬舎文庫/幻冬舎

II 生と死をめぐって
 長い生と死
 死は、前よりしも来らず
 人間の悲惨について
 見えない世界・見えないことば
天命』 (幻冬舎文庫)


「大法輪」2008年10月号
特集 「高僧・名僧の手紙
〈手紙から生き方を学ぶ〉

相手へ直接思いを伝える手紙。仏教でも手紙は高僧・名僧・仏教者から信者らに送られ、信仰や感謝の意が率直に語られています。今回はこれら仏教の手紙から生き方を学んでいきます。

【第一部 高僧・名僧の手紙】
最澄の手紙………………………小林隆彰
空海の手紙………………………高木 元
法然の手紙………………………林田康順
親鸞の手紙………………………浅井成海
日蓮の手紙………………………庵谷行亨
蓮如の手紙………………………山崎龍明
白隠の手紙………………………沖本克己
良寛の手紙………………………加藤僖一


【第二部 仏教者の手紙】
清沢満之の手紙…………………加来雄之
宮澤賢治の手紙…………………渡辺宝陽
種田山頭火の手紙………………村上 護
鈴木大拙の手紙…………………石井修道


【第三部 私の大事な手紙】
青木新門 「人生を変えた手紙」
青山俊董 「苦しみは仏からの贈りもの」
玄侑宗久 「手紙の抜苦与楽」
高田都耶子 「クロは益々元気にて」
立松和平  「ラブミー農場からの手紙」


定価840円(税込)
A5判 244ページ
2008年9月8日(月)
大法輪閣 

「大法輪」 10月号


「文藝春秋」2008年9月号

特別企画 日本に師弟89人 人生の師から学んだこと、愛する弟子に教えたこと
菊田一夫 「でんぐり返し」への思い 森光子 徳富蘇峰  ”風見鶏”の原点 中曽根康弘
今 東光 出家者はひとりを慎め 瀬戸内寂聴 上田桃子 泣き虫だった小さな子へ 坂田信弘
松下幸之助 創業者と同行二人 中村邦夫 深見千三郎 最期の日も一緒に呑んだ  ビートたけし
秋篠宮  今では殿下が先生に 多紀保彦 山澤逸平 人生を変えた言葉 竹中平蔵
養老孟司 「覚悟の人」の系譜 茂木健一郎  阿久 悠 中学三年から「先生」のまま 岩崎宏美
埴谷雄高 「死霊」の巨人に叱られた 立花 隆 松坂大輔 金髪を黒く染めて 渡辺元智
高坂正堯 代議士になった夜に 前原誠司 野村克也 日本一幸福な年寄り 江本孟紀
石原裕次郎 生き方が教科書 石原良純 古今亭志ん朝 完璧でない完璧主義 古今亭志ん五
エディ・タウンゼント 病室のタイトルマッチ 井岡弘樹 稗田一穂 純粋とは何かを学べ 千住 博
永井 均 「まともさ」への信頼 川上未映子 ジャイアント馬場 嘘はついちゃいけない 三沢光晴
土光敏夫 行革の鬼の教え 加藤 寛 奥野 肇 唯一の師は美術の教師 石原慎太郎
オスラー 生涯を決定した医者 日野原重明 長谷川伸 頂戴したお守り 平岩弓枝
宿沢広朗 奇跡を生んだラグビー魂 平尾誠二 辰巳柳太郎・島田正吾 二人の「師」 緒形 拳
北大路魯山人 大きな人は優しかった 山口淑子 岡 義武 明治維新と国鉄改革 葛西敬之
溝口健二 映画の仕事師の凄み 新藤兼人 平田精耕 天龍寺管長との出会い 玄侑宗久
福田恆存 嫉妬心がない保守思想家 坪内祐三 武智鉄二 生活と遊びが芸に出る  坂田藤十郎
バーナンキ わが師はFRB議長 高橋洋一 今西錦司 未開の地を歩んだ師 吉良竜夫
橋川文三 三島由紀夫との論争 猪瀬直樹 輪島功一 へらへらの裏側 角田光代
大森荘蔵 「恩師」ではない恩師 中島義道 小野二郎 鮨名人が体で教えた忍耐 水谷八郎
浅田真央 生まれながらのスケーター 山田満知子 佐川幸義 合気柔術の達人に弟子入り 津本 陽
赤塚不二夫 バカ騒ぎも弟子の務め 北見けんいち 佐佐木幸綱 心のなかの音楽を聴け 俵 万智
藤沢秀行 「バカ、破門だ」 高尾紳路 戸塚洋二 弟子の弔辞を読む痛恨 小柴昌俊
「文藝春秋」2008年9月号
「文藝春秋」 9月号














雑誌コード 07701-09
定価790円(税込)
2008年8月9日発売
文藝春秋



私が出あった世にも不思議な出来事

英文学者・評論家の渡部昇一をはじめ、佐藤愛子、久司道夫、鈴木秀子など、各界の著名人24人が、今だから明かせる、自らの人生観を変えた不思議な体験や幽霊目撃談を語る。「ムー」好評連載の単行本化。

佐藤愛子―「佐藤家は大変な因縁を持っていました。それを浄化するのが私の役目だったのでしょう」;
久司道夫―「人類がかかえている心身の問題は、マクロビオティックで解決できます」;
桐島洋子―「組織的な宗教や人格神にはなじめませんが、人知を超えた壮大な秩序と意志の存在はひしひしと感じています」;
玄侑宗久―「人間の力は計り知れない。テレポーテーションだってできるわけですよ、おそらく」
 ※「ムー」2005年9月号「ミラクル対談」に掲載されました。
渡部昇一―「目に見えない世界も霊魂も存在する。そういう信念を持っているんです」;
今田美奈子―「目に見えない力は自然現象に表れます。十七羽の白鳥が、一列に並んで私を見たり、鳳凰の形をした雲が空に浮かんでいたり…」;
井沢満―「死が一巻の終わりではないことを愛犬たちが教えてくれました」;
湯川れい子―「なぜ私にこんなことが?という不思議体験は、すべて人生へのエールです」;
高嶋政宏―「僕を出産するとき、医師の背後に黒服の人々を見たと、母から聞いています」;
高江洲薫―「過去を解き明かし、未来を語り、その方の魂を癒すことが私の使命だと思っています」〔ほか
私が出あった世にも不思議な出来事

聞き手:池田明子・鳩山 幸
四六判 272ページ 
ISBN9784054038028
定価1,365(税込)
2008年7月25日発売
学習研究社



季刊「禅文化」208号

2008年春号
追悼 平田精耕老師   (執筆者五十音順)

平田精耕老師と哲学/上田閑照 哲学班の投網/大橋良介  平田精耕老師―対話の人生/トーマス・カーシュナー 平田精耕老師を偲ぶ/勝田吉太郎 B級の弟子/樺島勝徳 京都国際宗教哲学研究会のことなど/桐田清秀 老師の「ありがとう」/玄侑宗久 誄辞/河野太通老大師の遷化/佐々木容道 平田精耕老師に捧げる/千玄室 師父 精耕老師/對本宗訓 精耕老師追悼/外岡徹翁 恩師、平田高士先生の思い出/西村惠信 仰ぐ尊師へ/ヘンリー・ミトワ清泉 珊瑚枕上両行涙―追悼集瑞軒老大師/安永祖堂 親言は親口より出づ/芳澤勝弘

善財童子の求道ものがたり(十)/小林圓照
林生活の安定(中) 要説・中国禅思想史/伊吹敦
禅の書物 禅の言葉 『碧巌録』雑考(二十四・最終回)/小川隆
回想―鈴木大拙先生―その八/北西弘
室町水墨画の画人―禅宗の絵画 その五/金澤弘
追悼 中川球童老師
津送香語 無生死/後藤榮山 心の支え 死活庵老師/千代田玄海 中川球童老師の事/金子珠美
人生の不思議 和田重正先生との出会い/松田高志
大路小路を巡りながら/平塚景堂
まつがおか日記―春/井上米輝子
聖域巡礼(十三) 東チベット〈シャングリラからラサ〉へ行く(八)/李建華
グラビア 無窮子蔵近世禅林墨蹟 翠巌従真と空印円虚
粛みて国統べたまへ−坪野哲久の「生き方」の歌/佐伯裕子
表紙解説/藤元裕二
いっぷく拝見


定価1,260円
禅文化研究所


「文學界」2008年2月号
創作

「地蔵小路」(約40枚) 玄侑宗久


雑誌コード 07707−08
定価950円(本体価格905円)
2008年7月7日(月)
文藝春秋刊
「文學界」8月号


『片手の音』’05年版ベスト・エッセイ集

「音は2つ以上のモノがぶつかることで鳴る」……。では“片手で出す音”とは? を説く表題作ほか、イタリア男は何故酔っ払わないのか、和菓子にみる日本の水の豊かさなど、2004年に発表されたエッセイ60篇を収録。作家、医師、企業人、主婦と、執筆陣もプロアマを問わない顔ぶれ。それぞれの思いがつまったベスト・エッセイ集。

玄侑宗久、酒井順子、佐藤愛子、日高敏隆、藤原正彦……。各界の名文家が発表したエッセイの中から、珠玉の名品を選び抜きました

玄侑宗久「片手の音」所収

※2005年単行本として発行された『片手の音』(文藝春秋)の文庫化

日本エッセイスト・クラブ編

文庫判 320ページ
ISBN978-4-16-743423-6
定価590円(税込)
文春文庫/文藝春秋
2008年7月10日(木)


『片手の音』


開甘露門の世界 お盆と彼岸の供養

〈内容紹介〉
巻頭では一般読者のために、臨済宗でお盆やお彼岸に行なわれている施餓鬼会で常用している「開甘露門」をわかりやすく口語訳にした。そしてより深い研究のために、施餓鬼の経典として有名な『仏説盂蘭盆経』の訳注、また『仏説救抜焔口餓鬼陀羅尼経』・『仏説救面然餓鬼陀羅尼神呪経』を対照して訳注し、つづいて、「開甘露門」に収載され浄土教系統の陀羅尼であった「往生呪」〔『抜一切業障根本得生浄土神呪』・『阿弥陀経不思議神力伝』〕の訳注、そして現用の「開甘露門」の祖型と思われる中峰明本の『幻住庵清規』附録「開甘露門」も訳注した。それぞれには経典を分析する解題も掲載し、臨済宗の施餓鬼会で使用されている『開甘露門』の内容について現在知り得ることを全て収めた。
『開甘露門の世界―
お盆と彼岸の供養』

「開甘露門」というのはお盆のお施餓鬼にとなえるお経なのだが、それだけでなく、この本には「開甘露門」の成立に関与する各種経典の訳注も併せて収録されている。読んでいると、昔の人々がいかに「救済」を真剣に考えていたかが伝わってくる。近頃は、救済を求める人々が明らかに増えてきている。宗派によらず、この本は僧侶必読の書だと思う。一般の方には、私も意味にとらわれずただひたすら「般若心経」など暗記してほしいと申し上げているが、僧侶の場合はそうはいかない。ただ暗記だけしているお経の意味を学び、救済へと向かう菩提心をあらためて確認すべきである。

開甘露門の世界 内容一覧

 はしがき
《執筆者プロフィール》
《口語訳》
臨済宗常用『開甘露門』口語訳/野口善敬・朝山一玄
《訳注》
凡例
一、施餓鬼の経典
『仏説盂蘭盆経』 ―お盆の意味―
〔解題〕/野口 善敬
 (一)今回の注釈の立場
 (二)『盂蘭盆経』と訳者について
 (三)『盂蘭盆経』理解の留意点―宗密『盂蘭盆経疏』による
 (四)結びに代えて
〔経典訳注〕/野口善敬
『仏説救抜焔口餓鬼陀羅尼経』・『仏説救面然餓鬼陀羅尼神呪経』
〔解題〕/野口善敬
 (一)二種類の餓鬼救済
 (二)施餓鬼の経典
 (三)経典中の陀羅尼
 (四)七如来の由来
 (五)疑問点―結びに代えて
〔経典訳注〕二訳対照/朝山一玄・徳重寛道・並木優記・野口善敬・矢多弘範

二、往生呪〔『抜一切業障根本得生浄土神呪』・『阿弥陀経不思議神力伝』〕
〔解題〕/本多道隆
 (一)はじめに
 (二)版本とその内容
 (三)その成立について
 (四)禅門における「往生呪」使用
 (五)おわりに
〔経典訳注〕本多 道隆・朝山 一玄

三、『幻住庵清規』附録「開甘露門」
〔解題〕/野口善敬
 (一)はじめに 
 (二)『幻住庵清規』について
 (三)『清規』附録「開甘露門」について
 (四)日本現用『開甘露門』との関係
 (五)『蒙山施食文』の存在
 (六)曹洞宗の『甘露門』
 (七)おわりに
〔訳注〕朝山 一玄・徳重 寛道・並木 優記・野口 善敬・廣田 宗玄・矢多 弘範

《付録》
 開甘露門の拍数/野口善敬
《開甘露門》
《往生呪》

野口善敬編著
四六判上製 266ページ
ISBN978-4-88182-231-9
定価3,360円(税込)
2008年5月

禅文化研究所


『私も武道経験者です』増補版

50名の各界著名人に直接インタビュー!
面白くてためになる記事と臨場感のある写真で綴る記録集。

『私も武道経験者です』増補版
『私も武道経験者です』
増補版

【掲載者】(敬称略、五十音順)
板橋興宗、市川新之助、井上雄彦、猪瀬直樹、王貞治、桶谷秀昭、小野田寛郎、 勝部真長、加藤剛、鎌田茂雄、菊池康郎、衣笠祥雄、熊田千佳慕、黒川紀章、玄侑宗久、小泉武夫、小堀宗実、佐佐木幸綱、佐々淳行、C.W.ニコル、ショー・コスギ、 椎名誠、塩谷信男、清水市代、城塚登、関野吉晴、高橋進、立松和平、丹波哲郎、 寺山旦中、戸塚洋二、外山滋比古、中嶋悟、中松義郎、丹羽基二、野田一夫、 畑正憲、ヒクソン・グレイシー、藤岡弘、藤原正彦、松井孝典、松岡正剛、 三浦雄一郎、宮脇昭、三輪晃久、無着成恭、山本耀司、楊名時、吉村作治、 米山みどりの各氏が登場!

※月刊「武道」2003年2月号、「私も武道経験者です」シリーズ50回「世界が『八百万状態』になればいい」が所収されています。

吉野善信 著
ISBN978-
四六判上製 325ページ
定価2,100円(税込)
日本武道館:ベースボールマガジン社
2008年3月30日


『平行植物』

世界最高の絵本作家である、レオ・レオーニが豊かなイメージで作りだした驚くべき植物群!完全なる空間に棲息する“植物である前にことばであった植物たち”が絵とともに本の中から浮かび上がる。虚実おりまぜながら組み立てられた不思議な世界。ウミヘラモ、タダノトッキ、プリズムソウなど、図版多数!日本平行植物学会推薦。

第1章 平行植物とはなにか/第2章 起源をめぐって/第3章 形態について/第4章 タダノトッキ/
第5章 森の角砂糖バサミ/第6章 カラツボ/第7章 グンバイジュ/第8章 キマグレダケ/第9章 アリジゴク/
第10章 アネモネ/第11章 メデタシ/第12章 キチガイウワバミ/第13章 ツキノヒカリバナ
/第14章 夢見の杖/第15章 ユビナリソウ

かつて知られざる分野であった平行植物の世界を明らかにした名著!? 絵本作家レオ・レオーニの見事な想像力が結晶する!
【解説: 西岡文彦 】


レオ・レオーニ著/宮本 淳翻訳
ISBN4−480−03435−8C0197 384ページ

定価1,155円(税込)
ちくま文庫
1998年12月3日


※版元在庫なし

平行植物 (ちくま文庫)



『ルポ 貧困大国アメリカ』
貧困層は最貧困層へ、中流の人々も尋常ならざるペースで貧困層へと転落していく。
急激に進む社会の二極化の足元で何が起きているのか。
追いやられる人々の肉声を通して、その現状を報告する。
弱者を食いものにし一部の富者が潤ってゆくという世界構造の中で、それでもあきらめず、この流れに抵抗しようとする人々の「新しい戦略」とは何か。
第1章 貧困が生み出す肥満国民
第2章 民営化による国内難民と自由化による経済難民
第3章 一度の病気で貧困層に転落する人々
第4章 出口をふさがれる若者たち
第5章 世界中のワーキングプアが支える「民営化された戦争」
【著者】
堤未果[ツツミミカ]
東京生まれ。ニューヨーク州立大学国際関係論学科学士号取得。ニューヨーク市立大学大学院国際関係論学科修士号取得。国連婦人開発基金(UNIFEM)、アムネスティ・インターナショナル・NY支局員を経て、米国野村證券に勤務中、9・11同時多発テロに遭遇、以後ジャーナリストとして活躍。現在はNY‐東京間を行き来しながら執筆、講演活動を行っている。2006年『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命―なぜあの国にまだ希望があるのか』(海鳴社)で黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞受賞

ルポ貧困大国アメリカ 楽天ブックス Yahoo! e-hon
『ルポ 貧困大国アメリカ』
堤未果著
ISBN:9784004311126 (4004311128)
207ページ
定価735円(税込)
岩波新書
2008年1月22日


「野性時代」2008年5月号
物語と暮らす。今月の野性時代特集は、「春」を味方に。≠ニ題して風流な暮らしを紹介します。ちょっとした心がけの積み重ねで、毎日の表情がガラリと変わるはず。さあ、季節を感じる生活、始めませんか?

特集 「春」を味方に。四季折々、暮らしはこんなに風流になる――。

巻頭エッセイ
玄侑宗久「風流の起源」

カドカワ文芸ムック
ISBN978-4-04-722104-8
定価840円(税込)
2008年4月12日(土)
角川書店
「野性時代」5月号
「野性時代」5月号
(Vol.54)


「ひととき」2008年4月号

特集
富士の麓の白隠さん

江戸時代、「駿河には過ぎたものが二つあり富士のお山に原の白隠」とうたわれた禅僧がいた。
日本臨済宗中興の祖として名高い白隠慧鶴である。
白隠は、禅画とよばれる数多の絵を描き残している。
その特異な画風の禅画の多くは、弟子や大名、庶民などさまざまな人々に請われて描いたものといわれ、
いまや海外でも評価が高い。
なぜこれほど多種多様な絵を描いたのか。
何を伝えようとしたのか。
その謎を追いながら、富士の麓、白隠の世界へ旅して行こう。

  
エッセイ 「『不二』と白隠観音」 玄侑宗久・文


定価390円(税込)
2008年4月1日
株式会社ジェイアール東海エ−ジェンシー

※東海道・山陽新幹線グリ−ン車搭載誌「ひととき」は「知る、遊ぶ、和の心を楽しむ」旅の月刊誌です。
当月号はキヨスク・書店でも購入できます。バックナンバーは「ひととき」事務局までお問い合わせください。(送料込で1冊500円)
フリーダイヤル:0120−698−886(平日10:00〜17:00) メイルアドレスhitotoki@jrta.co.jp

[キヨスク]
東海道新幹線の以下の駅にあるキヨスクの1部
東京駅・新横浜駅・静岡駅・浜松駅・名古屋駅・京都駅・新大阪駅
[書店]
関東 三省堂書店(神保町本店・有楽町店・品川駅店・品川駅南店・新横浜店・小田原店)、丸善(丸の内本店・日本橋店)、八重洲ブックセンター本店
名古屋 三省堂書店(名古屋高島屋店・名古屋テルミナ店)

ホームページ http://www.jrta.co.jp/hitotoki/


「小説新潮」2008年3月号

【特選読切短編】

玄侑宗久「おぼん」100枚

――フィリピンから嫁いで来たテルちゃんに思いを交わす人が?
義兄は亡くなり、子供たちもなついているのだから、
口をはさむことはないけれど、でも家族の心は動く。
僧侶作家が年に一度の「お祭り」に託す魂の物語。


JAN 4910047010381
雑誌コード 04701−03
定価780円(税込)
2008年2月22日(金)

新潮社
「小説新潮 」3月号


「日経WOMAN」2008年3月号
vol.70
小林由紀子の新サラリーウーマン幸せ研究所

職場でも「いい人」でいたくて、相手に同調してしまい後で一人になったときにくよくよ後悔してしまう。
自分の芯をしっかり持って周りに流されない人になるにはどうしたらいいですか


THIS MONTH THEME「人に左右されない芯のある自分になりたい」

雑誌コード 17103−03
定価550円(税込)
2008年2月7日(木)

日経ホーム出版社
「日経 WOMAN」3月号


『キュア cure』
いのちを救うのは悪いことではありません。
現代医療は科学の思想か、呪術か。神の手をもつ医師がたどりついた究極の治療・キュアとは?

若き外科医は肝臓ガンで余命1年であることを知る。リストカットの少女や看護師に支えられながら、彼がたどり着いた最終的な治療・キュアとは?

田口ランディ著
四六判上製 348ページ
ISBN978-4-02-250348-0
定価1,680円(本体価格1,600円)
2008年1月11日(木)
朝日新聞社
『キュア cure』
田口ランディ著

今後現代人がガンを語るには、この小説の遠大で総合的な観点が必ずや求められるはずである。  玄侑宗久

「一冊の本」2008年2月号に書評:最初の読者から「ガンと自然への遠大な試み」玄侑宗久が掲載されました。


「文藝春秋」2008年2月号

寿命はどこまで伸びるか? 知の巨人たちが論じ尽くす
不老革命   アンチ・エイジングの衝撃

立花 隆(評論家)/茂木健一郎(脳科学者)/玄侑宗久(作家)/白澤卓二(順天堂大学・加齢制御)/大内尉義(東大教授・加齢医学)

「寿命100歳社会」がやってくる
若さと健康を保つ生活とは
アルツハイマーは薬で治る
長寿者の力を活用せよ

雑誌コード 07701-2
定価730円(本体価格695円)
2008年1月10日(木)
文藝春秋


「文藝春秋」
2008年 2月号


「文學界」2008年2月号
創作


「ホテイアオイ」(30枚)   玄侑宗久



雑誌コード 07707−02
定価950円(本体価格905円)
2008年1月7日(月)
文藝春秋刊
「文學界」
2008年 2月号


禅門陀羅尼の世界 安穏への秘鍵』

本書は、既刊の姉妹書となる『ナムカラタンノーの世界』で扱った「大悲呪」と、追って刊行される「開甘露門」以外の陀羅尼、「楞厳呪」「仏頂尊勝陀羅尼」「消災呪」「却温神呪」を網羅し、各経典に口語訳、解題、訳注を施したものである。
禅宗僧侶には無論のこと、仏教をもう一歩深く学びたい人々には必ずや安穏への秘鍵となるはずであろう。

禅宗で誦まれる陀羅尼の効能を解く

発心し、修行を決意した人において、初めて万有は相関し、因果も現世を突き抜ける。自己の行なう善因は、どこの誰に結果しようと行なう。禅門ダラニとは、そんな回向の功徳の、宇宙大の広がりである。不可思議功徳を味わっていただきたい。
玄侑宗久(芥川賞作家/臨済宗僧侶)
『禅門陀羅尼の世界』アマゾンで購入する
禅門陀羅尼の世界
安穏への秘鍵


野口善敬編著
A5判上製・408ページ
ISBN978-4-88182-230-2 C0015
定価3,675円(本体価格3,500円)
2007年12月15日
禅文化研究所



禅門陀羅尼の世界 内容一覧

 はしがき
《解説》
一、禅宗におけるお経の誦み方
 (一)はじめに   (二)陀羅尼の中のキーワードによる分類  (三)呉音と唐宋音による分類  (四)挙経による分類
 (五)挙経の違いの理由  (六)木魚と読経のリズム  (七)木魚の有無による分類  (八)おわりに
二、なぜ禅宗で陀羅尼を唱えるのか
 (一)はじめに (二)追善回向としての読経  (三)陀羅尼の功徳 (四)陀羅尼を唱える回数  (五)功徳の実例  (六)おわりに

《訳注》
凡 例
一、「楞厳呪」の経典 ―修行の完成を目指して―
 〔呪の口語訳〕
 〔解題〕
  (一)はじめに  (二)経典とその末釈  (三)禅門における『楞厳経』と「楞厳呪」  (四)「楞厳呪」は何故長いのか  (五)「楞厳呪」の効果  (六)おわりに
 〔付記〕
 〔経典訳注・『楞厳経』巻七〕

二、「仏頂尊勝陀羅尼」の経典 ―悪道からの回避―
 〔呪の口語訳〕
 〔解題〕
  (一)はじめに   (二)経典とその内容について   (三)中国唐代における流行   (四)中国明末における錯誤   (五)日本における流行 
  (六)おわりに 
 〔経典訳注・仏陀波利訳『仏頂尊勝陀羅尼経』〕

三、「消災呪」の経典 ―星への祈り―
 〔呪の口語訳〕
 〔解題〕
  (一)はじめに   (二)経典と訳者   (三)末釈と「消災呪」の流行   (四)特色と問題点   (五)おわりに 
 〔経典訳注 『仏説熾盛光大威徳消災吉祥陀羅尼経』    『仏説大威徳金輪仏頂熾盛光如来消除一切災難陀羅尼経』〕

四、「卻温神呪」の経典 ―伝染病の魔除け―
 〔呪の口語訳〕
 〔解題〕
 〔経典訳注・『仏説却温黄神呪経』〕

《付録》
一、禅宗(臨済・曹洞・黄檗)の経典・陀羅尼の誦み方
  (1)お経の始め方(木魚無しの読み方)  (2)木魚の有無による誦み方の違い

二、禅宗陀羅尼の拍数
  《楞厳呪》/《仏頂尊勝陀羅尼》/《消災呪》/《大悲呪》/《卻温神呪》


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『頭取無惨』
江上剛『頭取無惨』
頭取無惨』
(講談社文庫 え 29-1)


会社で戦え、社会で生きろ
6人の銀行員、それぞれのレジスタンス

大手銀行広報部長、南雲龍一、45歳。「この人について行こう」そう、彼が心に誓った頭取をあまりにも急すぎる死が襲った。しかもそれは銀行の経営破綻が決定した夜のことだった――。銀行のため、頭取のため、何が最良の選択か。組織で抗い、金融業界に生きる、6人の銀行員たちが選んだ、それぞれの道とは。

これは「銀行小説」などという枠組みに収まらない人情小説なのである。――<玄侑宗久(解説より)>


解説:非情の情け 玄侑宗久

文庫版 382ページ
ISBN978-4-06-275902-1
定価650円(税込) 本体価格619円
2007年12月14日
講談社/講談社文庫


e-honで購入する

楽天ブックスで購入する

「AERA English」2008.01

How we REALLY did it

「先のことはわからないけど生きていくという覚悟。それが『悟り』です」

表紙 Kstie Melua
雑誌コード 11527-01

定価520円(税込)
2007年11月22日発売


AERA English」2008. 01

「NHK知るを楽しむ 人生の歩き方」 2007年10・11月
  見城 徹  常識との闘い/玄侑宗久 「なりゆき」を生きる

自分にしかできない仕事を求めつづけ、数々のヒットを生み出した出版界の風雲児の人生哲学。
家出、転職、出家……。作家デビューした今も、自らの悩み、人の悩みに素直に向きあい続ける。


■著者 見城 徹(語り手) 
玄侑宗久(語り手)
■放送期間 2007年10月〜11月
■放送日・時間 教育テレビ=水 午後10:25〜午後10:50
教育テレビ=水 午前5:05〜午前5:30(再放送)翌週
アマゾンで購入する
人生の歩き方
2007年10-11月
A5判 168ページ ISBN978-4-14-189181-9 雑誌コード 61898
定価683円(税込)
2007年9月29日発売
NHK出版






NHK 知るを楽しむ

「NHK知るを楽しむ」は各曜日ごとのテーマを設けた新しいスタイルの教養・情報番組です。各界の第一線で活躍する方々の原点を探り、彼らがどのような苦労や逆境、悩みを乗り越え、ご自身の世界を作り上げていったのかを伝える感動と笑い、そして含蓄に満ちた番組です。



NHK教育テレビ/デジタル教育1  水曜日 人生の歩き方
玄侑宗久「『なりゆき』を生きる」<全4回>

なりゆきを「決然と」生きる

体当たりで生き方を模索してきた作家が語る、渾沌の世を生きる智慧

[放送]その1
講座内容 本放送 再放送
第1回 「やおよろず」への興味 11月7日
午後10:25〜10:50
11月14日
午前5:05〜5:30
第2回
飲みこむまでの苦さかな 11月14日
午後10:25〜10:50
11月21日
午前5:05〜5:30
第3回 此れあるとき彼あり 11月21日
午後10:25〜10:50
11月28日
午前5:05〜5:30
第4回 「あはひ」に立ち、「あはひ」を描く 11月28日
午後10:25〜10:50
12月 5日
午前5:05〜5:30
[放送]その2
講座内容 デジタル教育3 NHKワールド・プレミアム
第1回 「やおよろず」への興味 11月11日
午前10:50〜11:15
11月9日
午前6:00〜6:25
第2回
飲みこむまでの苦さかな 11月18日
午前10:50〜11:15
11月16日
午前6:00〜6:25
第3回 此れあるとき彼あり 11月25日
午前10:50〜11:15
11月23日
午前6:00〜6:25
第4回 「あはひ」に立ち、「あはひ」を描く 12月2日
午前10:50〜11:15
11月30日
午前6:00〜6:25
※NHKワールド・プレミアムは日本時間での表記です。詳細はNHK番組表で確認してください。
[放送]その3 2008年再放送
講座内容 NHK総合/デジタル総合
第1回 「やおよろず」への興味 1月10日
午前10:05〜10:30
第2回
飲みこむまでの苦さかな 1月11日
午前10:05〜10:30
第3回 此れあるとき彼あり 1月15日
午前10:05〜10:30
第4回 「あはひ」に立ち、「あはひ」を描く 1月16日
午前10:05〜10:30
※番組編成上変更になる場合があります。NHK番組表で確認してください。

番組ホームページ

「文學界」2007年9月号

創作

「Aデール」(43枚)   玄侑宗久

「……Aデールって、すみませんが、どういう意味なんですか」

雑誌コード 07707−09
定価900円(本体価格875円)
2007年8月7日(火)
文藝春秋刊
「文學界」
2007年 9月号

『竹窓随筆 明末仏教の風景

中国・明朝末期、陽明学が栄える一方、仏教が不振な中、杭州の雲棲にあって、仏教根本からの立て直しと人びとの心の救済に全力をそそいだ僧の珠玉の書。

『竹窓随筆』

荒木見悟 監修
宋明哲学研討会 訳注
B5精 551ページ
ISBN 978−4−903316−02−4
定価6,615円(本体価格6,300円)

2007年6月刊行
中国書店

※「臨済会報」229号の野口善敬師著の書籍紹介『竹窓随想』

『元代禅宗史研究』(禅文化研究所刊)野口善敬著
詳細につきましては、花園大学国際禅学研究所ホームページをご覧ください。
ご注文はメイルにて承ります。送料無料で振替用紙を同封いたします。住所・氏名・連絡先を明記してください。  book@w1.hakata.co.jp


『禅語録傍訳全書』[三]碧巌録 上 /  『禅語録傍訳全書』[四]碧巌録 下

参禅弁道の最高指南書
禅問答「公案」という、言葉と言葉を超えた世界の葛藤を、傍訳という画期的な誌面構成で徹底理解を目指す。


 今回の『碧巌録』の傍訳に際しても、端龍寺版の通行本に著者が本師の命により専門道場での提唱用「の講本を書き写した、いわゆる「書き入れ本」を用いている。
 言うまでもなく、禅語録になじみのない一般の読者を対象としたものであって、宗師家や学者の方々の一顧を考慮したものではない。さらに解釈の誤りがあるとすれば、すべては著者の責任である。ただこの『碧巌録』の傍訳を読まれた方々が、禅の扉を叩く契機としていただければ望外の幸せである。

安永祖堂  〜まえがきより抜粋 〜
    

監修 西村惠信 櫻井秀雄 鎌田茂雄
編著 安永祖堂

A5判 496ページ 二巻セット
四季社刊


●関連書
碧巌録〈上〉 碧巌録 (中) 碧巌録 (下)

 『現代人のための「チベット死者の書」』

チベット仏教がしめす「人類3万年の死の教え」とは何か?
『チベット死者の書』最良の入門。『チベット死者の書』
現代人が必要としていながら、西欧的なグローバリズムの中では絶対手に入れることのできない死をめぐる巨大な知識が、ひとつの体系として示されている。
生と死へのガイドブック

ダライ・ラマ14世の序文、宗教人類学者の中沢新一氏による入魂の「まえがき」付き

第一部 旅の準備(背景知識;チベット人の死の科学;チベットの死の技術;『自然に解脱する書』について)
第二部 『自然に解脱する書』について(バルドの祈り;バルドへのガイドブック)
第三部 補助的な教え(ダルマの修行、本能からの自然な解脱の教え;裸のヴィジョンを通して知性を見極めて自然に解脱する教え)

ロバート・A・F・サーマン著 鷲尾 翠訳
四六判並製 448ページ
ISBN9784022502889
定価2,415円(本体価格2,300円)
朝日新聞社
2007年5月8日発行


「文學界」2007年5月号
長編二三〇枚
「龍の棲む家」玄侑宗久

痴呆症にかかった父と暮らし始めた息子の決意と苦悩。献身的に尽くしても報われない、過酷な介護の現場に希望の光を当てる問題作。

雑誌コード 07707−05
特別定価950円(税込)
2007年4月7日(土)
文藝春秋刊

『凡夫凡婦のための生死観入門―善く生き善く死ぬために』

<玄侑宗久氏 推薦>
古今東西の死を巡る洞察集。私もこの本を座右に置こう。
医療が総合人間学であることを太田先生はいつもエネルギッシュに示してくださる。

財団法人太田綜合病院理事長 太田保世 著
新書判上製 200ページ 
定価1,200円(本体価格1,143円)
2007年4月
ごま書房刊
生死観入門


いきいきトーク知識の泉『著名人が語る<知の最前線>』第8巻

玄侑宗久「逆立ちと仏教と文学」第8巻『言葉に思う』

※2005年12月24日にNPO法人東京自由大学主催のアートシーン21Part3での講演録が所収されています。
8巻は他に荻野アンナ「書くことの渾沌と秘儀」、立川らく朝「笑いと健康」、山尾三省「存在の車輪は永劫に回帰する」が所収されています。

(1)心・身体を考える (2)古典への誘い (3)変わりゆく社会 (4)科学に生きる 
(5)生き方と心に学ぶ[日本編] (6)生き方と心に学ぶ[海外編] (7)芸術への誘いと魅力 (8)言葉に思う

257ページ A5判 ソフトカバー
ISBN978-86057-307-2
全8巻揃定価24,360円(揃本体23,200円)※分売不可
リブリオ出版
2007年4月23日


『仏教』上・下

ヨーロッパにおける仏教研究の最も代表的な名著.仏教の基本的立場を比較宗教史の観点から解説した入門書として知られ,重要な事項を適切に説明しながら,読者を仏教の全体的理解へと導き入れる仏教概論書.西欧的思惟と東洋思想との関連にも重要な示唆を与える上巻は仏陀の生涯を,下巻は仏教の教理を説く。

ベック著/渡辺照宏訳
定価588円(税込)
1962年4月16日発行/1977年3月16日発行
岩波文庫/岩波書店



ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』

動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。
行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。
ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。
本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。

第1章 動物のサイズと時間/第2章 サイズと進化/第3章 サイズとエネルギー消費量/第4章 食事量・生息密度・行動圏/第5章 走る・飛ぶ・泳ぐ/第6章 なぜ車輪動物がいないのか/第7章 小さな泳ぎ手/第8章 呼吸系や循環系はなぜ必要か/第9章 器官のサイズ/第10章 時間と空間/第11章 細胞のサイズと生物の建築法/第12章 昆虫―小サイズの達人/第13章 動かない動物たち/第14章 棘皮動物―ちょっとだけ動く動物

本川達雄 著
ISBN:9784121010872 (4121010876)
1992年8月25日発行
中公新書/中央公論社



『知と愛(改版)

本来官能の子でありながら精神の人になろうとして修道院に入った美少年ゴルトムントは、若く美しい師ナルチスの存在によって、自分は精神よりもむしろ芸術に奉仕すべき人間であることを教えられ、知を断念して愛に生きるべく、愛欲と放浪の生活にはいる――。二つの最も人間的な欲求である知と愛とが、反撥し合いながら互いに引かれ合う姿を描いた多彩な恋愛変奏曲。一九三○年作。

ヘルマン・ヘッセ 高橋健二

495ページ・ISBN978-4-10-200110-3
定価660円(本体価格 629円)
新潮文庫/新潮社
2004年12月


●ヘルマン・ヘッセ  Hesse,Hermann
(1877-1962)ドイツの抒情詩人・小説家。南独カルプの牧師の家庭に生れ、神学校に進むが、「詩人になるか、でなければ、何にもなりたくない」と脱走、職を転々の後、書店員となり、1904年の『郷愁』の成功で作家生活に入る。両大戦時には、非戦論者として苦境に立ったが、スイス国籍を得、在住、人間の精神の幸福を問う作品を著し続けた。1946年ノーベル文学賞受賞。


『仏教は心の科学』

これが仏教。幸福になる心の教え。

あくまでも知的。どこまでも具体的。明快な長老の語りを訊くうちに、悩みようがなくなります。 玄侑宗久

「生きること/死ぬこと」から「一切を貫く真理」までお釈迦さまの教えが、いきいきと語られる!
話題の僧侶、スリランカ初期仏教のアルボムッレ・スマナサーラ長老による充実、圧巻の法話集。
「仏教とは何か」「死後はあるのか」「生きること/死ぬこと」から「一切を貫く真理」まで、お釈迦さまの教えがいきいきと語られます。
養老孟司氏との対談『希望のしくみ』で提示された問題の数々は本書で丁寧に語られています。
※本書は、テーラワータ仏教協会の機関紙『パティパター』に連載されている法話「根本仏教講義」をもとに再編集しました。

【目次】
第1章 人はなぜ祈るのか
第2章 生きるということ
第3章 死んだらどうなるか
第4章 幸せになる心の法則
第5章 不善の感情と向き合う
第6章 心の大人に至る道
第7章 一切は瞬時に変化する
第8章 すべては因縁で語られる
第9章 生きることが苦ならば

アルボムッレ・スマナサーラ著
定価1,500円(本体価格1,429円)
ISBN978-4-7966-5603-0
(4-7966-5603-0)
宝島社
2007年1月15日



『現代と仏教 いま、仏教が問うもの、問われるもの

<出世間の教え>を戴く仏教者は、社会とどのように関わっていくべきか――? 
仏教への新たな期待が高まる今日、Engaged Buddhism(社会参加仏教)のあり方を根本から問い直す、気鋭の若手仏教者による16の論考。

仏教は平和主義であるとか、仏教は生命を大事にするとか、口先だけのきれい事をやめようではないか。自分の感覚として何が大事なのか、自分自身を見つめ、そして考え直すところから出発するのでなければばならない。経典に書いてあるからとか、宗祖がこういったから、ということは、もちろん宗派内の「公」としては成り立つし、それは否定しない。しかし、それは宗派を離れたら何の説得力も持たないことを認識しなければならない。それでもどうしても自分が主張せずにはいられないこと、実践せずにはいられないことそこから出発する他ない。(本文より)

末木文美士【編集】
(A5判・並製 304頁)
定価:2,625円・本体価格:2,500円
ISBN:4-333-02250-9
発行日:2006年12月30日
佼成出版社



【目次】

序論   仏教に何が可能か   末木文美士


第1部 「生命のかけがえなさ」と仏教

<いのち>の価値を保証する仏教(生命) 上田紀行
環境問題における仏教の可能性(環境) 岡田真美子
水子供養の論理は超えられるか?生命倫理と仏教(生命倫理) 前川健一
なぜ非暴力なのか仏教における暴力の自覚(暴力) 下田正弘
生死・仏教と向き合い直す(生死) 吉津宜英

第2部 「社会のなかの仏教」のあるべき形

仏教と大衆自立思想権威に抗う在家主義の時代性(大衆運動) 島薗 進
教育における仏教の可能性迷わないために(教育) 菅原伸郎
仏教とジェンダーフリー・バッシング(性差)  熊本英人
公共宗教としての仏教?(国家) 大谷栄一
不殺生と殺生礼讃仏教と戦争との関わり(戦争)  石井公成

第3部 仏教者としての主体性

自己とは何か(自己) 玄侑宗久
「個」の条件仏教者の視点から(他者)  南 直哉
死者と生きる(死者) 梶原敬一
他宗教との共存、宗教間の対話(共存) 町田宗鳳
俗世間において出世間的に生きる(出家) 勝本華蓮

あとがき


『魂の救済を求めて 文学と宗教との共振

大江健三郎、宮澤賢治、遠藤周作ら近現代の作家15人の作品世界にこめられた宗教的救い=苦悩からの解放のありようを、豊富な文献資料と現代の病み荒む社会(人間)の諸相に照らしながら読み解く異色の文芸評論。

黒古一夫【著】
(四六判・上製 312頁)
定価:2,310円・本体価格:2,200円
ISBN:4-333-02247-9
発行日:2006年11月30日

佼成出版社

【目次】
はじめに 「玩物喪志」の時代――吉本ばななの文学を手掛かりに
第1章  「魂の救済」を求めて――大江健三郎の文学
第2章  「宗教心」とは何か――遠藤周作の『深い河』
第3章  求道者――宮沢賢治
第4章  虚無と叛逆の日々を超えて――宮嶋資夫
第5章  自己救抜から棄教へ――北村透谷と信仰
第6章  「愛」と「生き方」の伝道者――三浦綾子
第7章  親鸞・『歎異抄』との出会い――野間宏の場合
第8章  政治と宗教――高橋和巳『邪宗門』の問いかけたもの
第9章  「六道の闇夜」を生きる――共苦する文学者・水上勉
第10章 「光」の中へ――遊行者・立松和平
第11章 「仏教・文学」の可能性を求めて――玄侑宗久の試み
第12章 戦争と文学
第13章 被爆者にとって<救い>とは――林京子文学に底流するもの
第14章 戦時の殺人≠ヘ赦されるのか――大岡昇平『野火』が提起するもの
終章 「救済」と「世直し」の可能性
あとがき


※第11章は「大法輪」(大法輪閣)2005年2月号、3月号において掲載。

『霊の発見』

五木 寛之【著】・鎌田 東二【対話者】
ISBN:458283325X
267p 19cm
平凡社
2006年9月25日出版


背後霊の背後に何があるのか? 
衝撃の霊的ドキュメント!
空前の霊ブーム。はたして霊魂は存在するのか。古今東西の霊能者から、信仰宗教の教主、神社、精霊、そして日本の霊統を統べるとされる天皇霊まで、日本人の霊魂観を訪ねる。

『気の発見』『神の発見』に続く「発見シーズ」第3弾のテーマは「霊」。
止まるところを知らぬ霊ブームの歴史的背景を徹底解剖し、日本的霊性の原点に迫る驚愕ドキュメント。対話者に気鋭の神道家・鎌田東二氏を迎え、霊の世界を旅する衝撃の書!

【目次】
第1章 霊は実在するのか
第2章 霊視について
第3章 神霊との交信について
第4章 超能力について
第5章 怨霊と崇りについて
第6章 死後の世界について
第7章 神社と神道について
第8章 霊性の高みへ


『新・風に吹かれて』

五木寛之著
アマゾンで購入する

いま“風に吹かれて”という生きかたのすすめ。
一読快笑、再読苦笑。
おかしくて、やがてジンと胸にくる五木エッセイの真骨頂。
待望の最新刊。

【目次】
免許証を返上しますか?/人それぞれの朝ごはん/わが塔はここに坐す/生・老・病・死に異議あり変な字体には訳がある
悲の器から溢れる音/高齢者は荒野をめざす/「ウッソー」と言われても/靴と足とのあいだには/デジタルの渦のなかで〔ほか〕


<マイ・インプレッション――My impression>
玄侑宗久●「週刊朝日」対談より  「五木さんは、あす以降の幸福を計算していない」
(2003年7月11日号掲載:タイトル「不安の時代をどう生きるか」)

ISBN:9784062128483 (4062128489)
269ページ[B6判]
2006年7月5日刊行
講談社


『茶の本』英文収録

岡倉天心【著】・桶谷秀昭【訳】
ISBN:406159138X
224p [文庫 判]
講談社学術文庫
講談社
1994年8月10日出版

ひたすらな瞑想により最高の自己実現をみる茶道。
本書の冒頭で天心は「茶は、日常の事実における美しいものの崇拝、すなわち審美主義の宗教としての茶道に昂められた」という。
明治三十九年、天心は西洋文明に対する警鐘をこめて、茶の文化への想い即ち東西の文明観を超えた日本茶道の真髄を切々と綴った。
精魂をこめた訳文により天心の精神がいま静かに息づく。
原典英文収録の名著復刻の決定版。

【目次】
第1章 人情の碗
第2章 茶の流派
第3章 道教と禅道
第4章 茶室
第5章 芸術鑑賞
第6章 花
第7章 茶の宗匠たち
第8章 THE BOOK OF TEA 



『なぜかいい町 一泊旅行』

池内 紀著
ISBN 4-334-03360-1
227p [新書版]
光文社新書
光文社

旅とエッセイの名手である池内紀が、独自の嗅覚で訪ね歩いた、日本各地の誇り高き、十六の町の旅の記憶。

見知らぬ町の朝は、いいものだ――

ひとり旅の名手が訪ねた16の町の記憶

 小さな町が好きだ。ながらくあちこち旅してきたので、カンといったものができている。
「この町はどうかナ」
 日ごろから気をつけている。新聞や雑誌で見かけると、切り取っておく。何かの用で出かけたとき、ついでに寄り道をする。まるで知らない町だが、なぜかよさそうな気がして、ためしに立ち寄ってみた、といったこともある。
「アレレ……」
 お目あてのところが案に相違してつまらなく、しかたなしに一つとなりに移ったら、とてもいい町と出くわした。そんなケースもある。
(「まえがき」より)
〈目 次〉
■ まえがき
■地図
■ 北から南へ
 フクロウの知恵……斜里町(北海道)
 日本一巡り……上川町(北海道)
 金の帯……岩内町(北海道)
 木組みと流水……金山町(山形県)
 みやぎの明治村……登米町(宮城県)
 五万石の殿さま……三春町(福島県)
 房総の小江戸……大多喜町(千葉県)


■東から西へ
 カニのハサミ……渥美町(愛知県)
 おもかげゾーン……朝日町(富山県)
 湖北の知恵……木之本町(滋賀県)
 ひいふみつよつ……岩美町(鳥取県)
 海の関所……上関町(山口県)
 紙の故里……津和野町(島根県)
 いっこく者の里……佐川町(高知県)
 星に祈りを……星野村(福岡県)
 ご利益めぐり……湯前町(熊本県)
■あとがき

池 内 紀[いけうちおさむ]
1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。1966〜1996年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。主な著書に『諷刺の文学』(白水社、亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(マガジンハウス・角川文庫、講談社エッセイ賞)、『森の紳士録』(岩波新書)、『ゲーテさん、こんばんは』(集英社、桑原武夫学芸賞)、『となりのカフカ』(光文社新書)など。主な訳書は、ゲーテ『ファウスト』(集英社、毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全六巻、白水社、日本翻訳文化賞)など。旅のエッセイも多数。

ガンをつくる心 治す心 西洋医学にも代替療法にも治癒させる力はない!

土橋重隆著
ISBN:4391132397
165p [四六判]
定価1,365円
主婦と生活社
2006年7月28日

多くの医者がうすうす感じていた“ガンと心の関係”…。どんな心が発症させ、どんな心が治癒をもたらすのか。末期ガン患者に隠れていた新事実を明らかにし、予防や治療に欠かせない心の重要性を説く。

冒頭の推薦文「心のそよかぜ」 玄侑宗久

【目次】
第1章 先端医療に夢を抱いて(先端医療の内視鏡的栓塞療法を学ぶ;西日本で最初の内視鏡的栓塞療法を手がける ほか)
第2章 現代医療の実態とガン治療の限界(私の西洋医学観と現代医療の実態;ガン治療の現状と限界)
第3章 「心がつくるガン」が見えてきた!(代替療法には、西洋医学にない治療効果があることを知る;ガンを治すまでの効果は、代替療法にはなかった ほか)
第4章 治癒した人からわかった「ガンを治す心」(ガンが治った三人の不思議な行動;ガンが治った人には「奇跡」が起きたのか ほか)

●土橋重隆[ツチハシシゲタカ]
1952年和歌山県生まれ。和歌山県立医科大学卒業。外科医。消化器内視鏡学会認定医。三多摩医療生協・国分寺診療所で外来診療を行う。ガンや生活習慣病について、全国各地で講演活動を展開。


危うし!小学校英語

小学校での英語必修が目前に。同時通訳者として本物の英語力を知るからこそ、あえて問う。

鳥飼 玖美子著
ISBN:4166605097
223p [新書 判]
2006年6月20日
文藝春秋

【目次】
第1章 「早ければ早いほど」幻想を打ち砕く!
第2章 「親の過剰な期待」が英語必修化への道を開いた
第3章 誰が英語を教えるのか
第4章 日本の英語教育はどうあるべきか

『貝と羊の中国人』

財、貨、賭、買…。義、美、善、養…。貝のつく漢字と羊のつく漢字から、中国人の深層が垣間見える。多神教的で有形の財貨を好んだ殷人の貝の文化。
一神教的で無形の主義を重んじた周人の羊の文化。「ホンネ」と「タテマエ」を巧みに使い分ける中国人の祖型は、三千年前の殷周革命にあった。
漢字、語法、流民、人口、英雄、領土、国名など、あらゆる角度から、斬新かつ大胆な切り口で、中国と中国人の本質に迫る。

加藤 徹著
ISBN:4106101696
255p [新書 判]
新潮社
2006年6月20日

【目次】
第1章 貝の文化 羊の文化
第2章 流浪のノウハウ
第3章 中国人の頭の中
第4章 人口から見た中国史
第5章 ヒーローと社会階級
第6章 地政学から見た中国
第7章 黄帝と神武天皇
終章  中国社会の多面性

●加藤徹[カトウトオル]
1963年、東京に生まれる。東京大学文学部、同大学院で中国文学を専攻し、その間90〜91年、北京大学に留学。学生時代は「票友」(アマチュア京劇俳優・楽器奏者)として舞台上演や日本語京劇の創演にも参加、プロの京劇俳優と交流する。現在、広島大学総合科学部助教授 。


『さん さん さん』 幸せは、いろんなかたちでそこにある『さん さん さん』表紙イメージ

【どんなきみでも お母さんは大好きだよ。】

授った3人の息子はみな障害を持って生まれてきた。
脳障害、自閉症、高機能自閉症…手探りながらも道を切り開き、日々を明るくたくましく子育てする肝っ玉母さん。
子どもへの虐待、家族の崩壊が叫ばれる今、家族の暖かさ、絆を改めてて感じさせてくれる一冊!
第25回新風舎出版賞大賞作品

佐々木志穂美著
四六判/並製/192ページ/定価1,365円(本体定価1,300円)
ISBN4-289-00002-9 C0095
6月8日(木)

新風舎


帯文

『権現の踊り子』

川端康成賞受賞作を含む、短編集が文庫化。
文学で踊れ! 町田節が炸裂する表題作や、人格が破綻した黄門さまが”世直し”して民衆をパニックに陥れる「逆水戸」など著者初の短編集となった全6篇。

解説:玄侑宗久  タイトルは「町田権現の法力」

町田康著 
ISBN:4062753510
文庫判 15cm 249ページ
定価580円(本体価格552円)
2006年4月14日
講談社

【目次】
鶴の壺
矢細君のストーン
工夫の減さん
権現の踊り子
ふくみ笑い
逆水戸
解説 玄侑宗久


町田康[マチダコウ]
1962年大阪生まれ。81年、バンド「INU」でアルバム『メシ喰うな』(徳間ジャパン)発表。82年、映画『爆裂都市』(石井聰互監督)に出演。97年、小説集『くっすん大黒』(文藝春秋)でBunkamuraドゥマゴ文学賞、野間文芸新人賞受賞。2000年『きれぎれ』(文藝春秋)で第一二三回芥川賞受賞。2001年、詩集『土間の四十八滝』(メディアファクトリー)で第九回萩原朔太郎賞受賞。2002年、『権現の踊り子』(講談社)で第二十八回川端康成賞を受賞。2005年、『告白』(中央公論新社)で、第四一回谷崎潤一郎賞受賞。


『戦争童話集』『戦争童話集』

焼跡にはじまる青春の喪失と解放の記憶。
戦後を放浪しつづける著者が、戦争の悲惨な極限に生まれえた非現実の愛とその終りを“8月15日”に集約して描く万人のための、鎮魂の童話集。

●小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話●青いオウムと痩せた男の子の話●干からびた象と象使いの話●凧になったお母さん●年老いた雌狼と女の子の話●赤とんぼと、あぶら虫●ソルジャーズ・ファミリー●ぼくの防空壕●八月の風船●馬と兵士●捕虜と女の子●焼跡の、お菓子の木

野坂昭如著
ISBN:4122041651 改版
185ページ 15cm[文庫 判]
定価 539円(本体価格514円)
2003年2月25日
中央公論新社

野坂昭如[ノサカアキユキ]
昭和5(1930)年、神奈川県鎌倉に生まれ、養子にゆき神戸に育つ。戦災にあい、のち、実家に引き取られる。旧制新潟高校から早稲田大学仏文科に進むが、昭和32年中退。CM作詞家を経て、『エロ事師たち』で作家となる。昭和43年『アメリカひじき・火垂るの墓』で直木賞を受賞。平成9年『同心円』で吉川英治文学賞を、同14年『文壇』で泉鏡花賞を受賞


無思想の発見』『無思想の発見』

…真理は自分の「手に入ったり」、言葉で「これだ」と示すことができるようなものではない。それはひらすら「追い求めるもの」である。暗黙のうちに真理を追う。ひょっとすると、それがもっとも真理に近づく道であるかもしれない。その態度こそが、真の「無思想の思想」なのかもしれないのである…………………

そろそろ借り物の思想は棚上げにして、 自分のからだで経験し、 自分の頭で考えてはどうか。 「無思想という思想」は、 捨てたものではない。
あきらめない。 怠けない。


   【目次】
第一章 私的な私、公的な私
第二章 だれが自分を創るのか
第三章 われわれに思想はあるのか
第四章 無思想という思想
第五章 ゼロの発見
第六章 無思想の由来
第七章 モノと思想
第八章 気持ちはじかに伝わる
第九章 じゃあどうするのか
あとがき

日本人は無宗教・無思想・無哲学だという。さて無思想とは、どのような事態か。もしかするとそれは、「ゼロのようなものではないか。つまりゼロとは、「なにもない」状態をあらわしつつ、同時に数字の起点でもある。ならば、「思想がない」というのも、ひとつの「思想」のあり方ではないか。日本の風土と伝統が生んだ「無思想の思想」を手がかりに、現代が取り巻く諸問題、さらには、意識/無意識とはなにかを、大胆に、されど精緻に考え尽し、閉塞した現代に風穴を開ける。

養老孟司著
ISBN:4480062807
18cm 238ページ[新書 判]
定価756円(本体価格720円)
筑摩書房
2005年12月7日

(すわ)りませんか。』 ――「しあわせ」を感じる禅流生活――
『坐りませんか』

板橋興宗著
ISBN:4569644708
149ページ 19cm(B6判)
定価1,155円(本体価格1,100円) 
PHP研究所
2005年10月26日刊

ホンモノの禅とは何か。日常の生活の中から「生きるヒント」を手繰りだしつつ、坐禅、禅語にもふれながら、禅流生活に心で触れる本。

ふと自分を見失ってしまった時。日常のあたりまえのことがあたりまえにできなくなった時。頭の中がいつもざわついて静寂を保てず、考えても仕方がないことばかりを考えるようになってしまった時。道端に咲く花の美しさがわからなくなり、日ごろの食事のありがたさ、美味しさを感じることができなくなった時。うつになってしまった時……。人生はいいときも悪いときもあります。そしてたいていの人は、運がいいとか悪いとか、ツイているとかいないとか言います。自分は不幸だと思いこみます。でも、禅の考え方、生き方を知れば、本来誰もがしあわせなのに、そのしあわせに気づいていないことに、気づかされます。坐禅にとりくむことで、自らのしあわせに気づかされます。本書には、曹洞宗の貫主・管長などの公職をすべて辞し、78歳という高年齢にもかかわらず、いま一度自らの修行に励み、禅の道に邁進する老師の心。

【目次】
第1章 よくぞいらっしゃいました。
第2章 さあ、坐りませんか。
第3章 これが「公案」というものです。
第4章 禅流の生活をおくるために
第5章 「しあわせ」を感じて生きるために

板橋興宗[イタバシコウシュウ]
昭和2年に宮城県多賀城の農家に生まれる。海軍兵学校76期。東北大学卒。28年、渡辺玄宗禅師について禅門に入る。井上義衍老師に参禅。武生市・瑞洞院住職、金沢市・大乗寺住職などを歴任。平成10年、横浜市・大本山總持寺貫首。曹洞宗管長に就任。14年、貫首、管長などの公職を辞任し、現在、御誕生寺住職


『文蔵』12月号
005.12

【特別企画】 玄侑宗久”禅的風流”のすすめ

「私は”禅”のおかげで、生きるのがとても楽です」
禅僧にして芥川賞作家の筆者はそう語るその重要なキーワードの一つが「風流」。「風流」に徹した生活態度を心がけると、日常の様々な出来事が違った見え方をしてくるという。仕事・恋愛・健康など、具体的場面で生かせる”心の処方箋”

【目次】
一、 仕事と「風流」 何より、情熱を注げる仕事を見出す
二、 恋愛と「風流」 新奇な時間を、二人で創造する
三、 家庭と「風流」 勝負を降り、莫迦になる
四、 お金と「風流」 溜め込まず、先ず出すこと
五、 健康と「風流」 病気を尊敬してしまう、という奥の手

PHP文庫「文蔵」編集部編
定価370円(本体価格352円)
ISBN4-569-66501−2
12月1日(木)刊行



地球巡礼

世界の“巡礼の回廊”を撮り続けたライフワーク30年間を集大成する大型写真集。 

チベットの仏教、サハラやメッカのイスラーム、エチオピアやアンデスのキリスト教、辺境の原始信仰……大自然への畏れと感謝を通じて、真摯に神に向き合う人々の「祈り」の姿と、生涯をかけて祈りの形を実現してゆく“巡礼の回廊”を求めて歩いた30年間のベストショット約280点と書き下ろしエッセイで綴る、記念碑的写真集。

【目次】
サハラ―砂の地平線
チベット―極限高地の仏教
インド―ヒンズー教5000年の流れ
エチオピア―旧約聖書の世界
メッカ・メディナ―イスラーム宇宙の中軸
ナイル―文明の川、原始の川
グレート・リフト・バレー―人類揺籃の地
アンデス―星と雪の巡礼祭

野町和嘉[ノマチカズヨシ]
1946年、高知県生まれ。1971年にフリーの広告写真家としてスタートしたが、翌年、25歳でサハラ砂漠と出会ったことが契機となって、フォト・ジャーナリズムヘと転身してゆく。延べにして2年近いサハラの取材に続いて、ナイル川の全流域、エチオピアをはじめとする北アフリカの過酷な風土と人間をテーマに撮影を続ける。アジアでは、1988年以来チベットに通い、極限高地の信仰と暮らしを撮り続けている。また、イスラームの聖地、メッカ、メディナの撮影をサウディアラビアから要請されたことが契機となり、イスラームに改宗し、メッカ大巡礼の全容を5年にわたって取材してきた。その成果は『National Geographic』『Stern』『GEO』をはじめとする世界のメジャー誌に発表され、そしてこれまで、12冊の写真集にまとめられ各国で出版されてきた。1979年、最初の写真集『サハラ』により日本写真協会新人賞、1982年には米国報道写真家協会年度賞雑誌部門銀賞、1984年に土門拳賞を受賞。『長征夢現』『ナイル』により1990年、芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会年度賞を受賞。ほかに講談社出版文化賞、東川賞国内作家賞、大同生命地域研究特別賞などを受賞している。「祈り」をテーマとする撮影はその後も継続しており、現在は、インドと南米アンデスの撮影を続けている。

SBN:4-10-402502-X
B4判変型/504ページ
定価 5775円
2005年10月25日
新潮社

絵を見てできる 禅体操

いつでも、どこでも、かんたんに……   心と体を楽にする禅エクササイズ!

呼吸法をベースに「禅」をとりいれた体操を図解で構成。ストレスからくる疲れや体力不足の解消、持病の軽減に役立つ万人向けの手法として紹介、心と体のゆがみが治り、免疫力が高まります。

禅的体操でこんな効果が
・内臓がきたえられ、ストレスに強くなる
・集中力が増強される
・静かな運動で循環器系が強くなる
・全身のこわばりや歪みを整え、柔軟な体をつくる

【目次】
はじめに 「禅的体操」、10の自分流
第一章 禅的体操19の特徴
第二章 禅的体操5つの基本メニュー
第三章 禅的体操ができない人への処方
第四章 深い呼吸で瞑想しよう
特別対談 玄侑宗久・樺島勝徳(禅的・健康術7つの「志」)
特別エッセイ からだ様が遊ぶとき  玄侑宗久(約11枚)

樺島勝徳[カバシママサノリ]
1949年、福岡市生まれ。花園大学卒業後、仏教学者柳田聖山に師事。からだぐるみの仏教理解を進め、生来の難治性喘息を克服。やくし流健康道場を開設して現在にいたる。京都薬師禅寺住職。鍼灸師。著書に『和尚さんが病気にならない理由』(KKベストセラーズ)、『和尚さんの心とからだの処方箋』(講談社)、『アレルギー克服術』(山田青旭堂)など多数。





『絵を見てできる 禅的体操』

樺島勝徳著
ISBN4-87954-582-1
予価 1,365円(本体1,300円)
B5判 120ページ(4色+2色)
法研
12月7日(水)刊行

『仏教のこころ』 書き下ろし
第一部 「仏教のこころ」
第二部 「仏教をめぐる対話」
第三部 「わがこころの仏教」

感動の書き下ろしを収めた衝撃の新編
この世の暗く苦しい夜の道を照らす光を求めて。

学問ではなく、教説でもなく、生きた仏教を知るための最良の1冊。
かつてインドに「仏教」はなく、「ブッダの教え」「ブッダの考え」があった。はたして「ブッダの教え」とはいったいなんだろうか。「仏教」とは違うのだろうか。たしかなまなざしとしなやかな思考でリアルな仏教のすがたを描きだす書き下ろし。そして、河合隼雄氏、玄侑宗久師との軽妙かつ玄妙な対話、豊かな味わいを醸しだす、熟成されたエッセイを収録!

<著者のことば>
仏教の大事なところは、人のこころにかかわることなのではないかと私は思う。こころが変わる。こころを変える。こころが変わることで、からだも変わる。こころとからだが変われば、生きかたや暮らしかたも変わる。希望という手垢のついた言葉も、再びいきいきと新しく感じられてくるだろう。仏教が趣味、という人がいてもちっともかまわないが、それだけでは惜しい。仏教はこの世の暗く苦しい夜の道を照らしてくれる光であってほしい。

ISBN:4062782014
18cm 229ページ[新書判]
定価840円 (本体価格800円)
講談社

第一回配本6冊 同時発売

『生きるヒント抄20』
『こころ・と・からだ』
『情の力』
『隠れ念仏と隠し念仏』
『サンカの民と被差別の世界』



【お知らせ】
講談社創業100周年記念

『百寺巡礼《全10巻》』(五木寛之著)は完結いたしております。

● 五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県に生まれる。
生後まもなく朝鮮に渡り47年に引き揚げたのち、早稲田大学露文科に学ぶ。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどをへて66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門 筑豊編』ほかで第10回吉川栄治文学賞を受賞。『青春の門シリーズ』は総数2000万部を超えるロングセラーとなっている。
 81年より一時休筆して京都の龍谷大学に学び、のち文壇に復帰。代表作に『戒厳令の夜』『風の王国』『風に吹かれて』などがある。小説のみならず、音楽、美術、歴史、仏教など多岐にわたる文明批評的活動が注目されている。近著に『蓮如―われ深き淵より―』『生きるヒント』シリーズ、『大河の一滴』『人生の目的』『運命の足音』3部作、『不安の力』、『元気』、『百寺巡礼』全10巻など。また、『日本人のこころ』シリーズにより第50回菊池寛賞を受賞、英文版『TARIKI』はアメリカで2002年のブック・オブ・ザ・イヤー(スピリチュアル部門)に選ばれ、さらに2004年、第38回仏教伝道文化賞を授与された。



『ピュア・ラブ 3 飛翔篇』  

宮内婦貴子著
ISBN:4620106852
20cm 317ページ[B6判]
定価1,500円(本体価格1,429円)
毎日新聞社
2005年10月19日

<目次>
陽春の帰山 懸想 (今流に言えばラブ)
リベルテ・スナック イルカのブローチ (一)
イルカのブローチ (二) 心に刺さったガラスの破片
二つのプローチ・二つの恋 入寺式
子供坐禅会 麻友のいない雛祭り
十一 さよなら、六年二組 十二 木里子のいたみ
十三 慟哭 十四 感涙
十五 至福のとき あとがき

帯にコメントを書いています。
『ピュア・ラブ 飛翔篇』





全巻の詳細へ



『いのちの日記  神の前に、神とともに、神なしに生きる

柳澤桂子著
ISBN:409387588X
127ページ 19cm[B6判]
定価1,200円(本体価格1,143円)
小学館
2005年10月1日

【目次】
  はじめに
出産―そして原因不明の発病
研究者としての日々
最初の手術―子宮摘出
再入院・解雇
神秘体験
二度目の手術―卵巣摘出
三度目の手術―胆嚢摘出
信仰への渇望
宗教の独学
「神秘体験」はどうして起こるか
人はいかにして「悟り」に至るか
こころにリアリティー(真実)を取り戻そう
神の前に、神とともに、神なしに生きる
神は脳の中にある―正しいいのちの教育を
「粒子」という考え方―私の般若心経解釈
“尊厳死”を決意した日―そして奇跡が訪れた
その後―あとがきに代えて

柳澤桂子[ヤナギサワケイコ]
1938年、東京に生まれる。サイエンスライター・歌人として著書多数。お茶の水女子大学卒業後、コロンビア大学大学院修了。Ph.D.を得て帰国。慶応義塾大学医学部分子生物学教室、三菱化成生命科学研究所に勤務し、マウスを使った発生学において世界に先駆ける成果を残す。が、まもなく原因不明の難病によって、研究者としての未来も人間としての希望も奪われる。病名すら特定されない絶望の日々。ついには寝たきりとなり尊厳死さえ決意するに至るが、奇跡的に抗うつ剤治療が功を奏した。2004年に刊行された読書界で大反響を呼んだ般若心経の科学的心訳(書名『生きて死ぬ智慧』)は、36年間にも及ぶ闘病生活での思索を究めた結晶であった。



建長寺と鎌倉の精進料理』

大本山建長寺監修
ISBN:4054029221
25cm 127ページ[B5 判]
定価2,520円 (本体価格2,400円)
学習研究社
2005年9月27日

目次】
臨済宗建長寺派第二百四十世管長  吉田正道老師ご挨拶
第一章 建長寺の歴史と大覚禅師の教え
蘭渓道隆が開いた日本屈指の禅刹
大覚禅師が伝えた禅の教え
建長汁に受け継がれる禅のこころ
三門建立と狸和尚の物語/三門梶原施餓鬼会
第二章 禅、修業と日課
一挙手一投足すべてが修行の毎日
禅門においては食作法も修行のひとつ
自分自身を学び、己を取り戻す修行
こころを癒す、やさしい禅語
第三章 建長寺の主な年中行事
開山毎歳忌 建長寺最大の法会 開山忌
禅宗寺院に伝わる古式の茶礼 四ツ頭茶会
その他の主な行事 涅槃会/降誕祭/成道会
鎌倉流詠歌講奉詠大会
茶筅供養
達磨忌
第四章 鎌倉の精進料理
春の献立
夏の献立
秋の献立
冬の献立
鎌倉時代の武士の祝膳

【建長汁の物語】
あるとき精進料理をつくっていた修行僧が、豆腐をあやまって落としてしまった。
それを見ていた開山和尚さまは、その豆腐を丁寧に拾い集めて洗い
調理していた汁の中に入れたという。落した豆腐も生かして使われたということから、
建長寺の建長汁の豆腐は、今でもくずして入れるのだ。
【帯にコメントを書いています】

『「脳」整理法』

茂木健一郎著
ISBN:4480062629
220ページ[新書版]
定価735円(本体価格700円)
9月10日
ちくま新書:筑摩書房

おびただしい量の情報やモノに囲まれ、脳が悲鳴をあげている。
現代人が、より賢明に清々しく生きるためには、脳をどのように使いこなせばよいだろうか?その鍵は、森羅万象とのかかわりのなかで直面する不確実な体験を整理し、新しい知恵を生み出す脳の働きにある。
本書では、最新の科学的知見をベースに、「ひらめきを鍛える」「幸運をつかむ」「他人とうまくつき合う」「チャレンジする勇気をもつ」など切実な課題にも役立つ、脳の本質に即した「生きるヒント」をキッパリ教えます。

【目次】
第1章 脳は体験を整理し、知を創造する
第2章  生きて死ぬ人間の知恵
第3章 不確実な時代こそ脳が生きる
第4章 偶有性が脳を鍛える
第5章 偶然の幸運をつかむ脳の使い方
第6章 「自分」を離れて世界を見つめる
第7章 「他人」との関係から脳が育むもの
第8章 主語を入れ替えて考える
第9章 脳に勇気を植えつける
第10章 脳」整理法ふたたび

脳の特質は、不確実性に満ちた世界との交渉のなかで得た体験を整理し、新しい知恵を生む働きにある。この科学的知見をベースに上手に生きるための処方箋を示す。
 
小林秀雄賞受賞『脳と仮想』(新潮社):今注目の脳科学者です。

茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京都生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京工業大学大学院客員助教授。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。専攻は脳科学


『お寺の奥さんうちあけ話』

お寺って、そうだったんだ?お寺の住職の収入は月給制。
お寺の食事はいつも精進料理ではない。
檀家さん以外だって、お寺を訪れていい。
大晦日の除夜の鐘は百八回しかつかない?檀家さんが気をつけたいこんなこと。
お寺の住職になるにはこんなに大変…など。
本書を読めば、お寺への疑問もしっかり解決します。
【目次】
第1章 禅寺に生まれ、禅寺に嫁ぐ
第2章 禅寺の一日、そして一年
第3章 檀家さんと寺との上手なつき合い方とは
第4章 巣立った六十人の書生さんとの思い出
第5章 寺庭として、妻として、母として
第6章 私流おすすめの精進料理
ISBN:9784408106342 (4408106348)
221p 19cm(B6)
実業之日本社 (2005-07-29出版)


お寺の寺庭(住職の妻)にして、4人の母、またの顔が日本画家というユニークな著者による、お寺の日々を活写した本。著者・細川要子氏は、著作も多い高僧・松原泰道師の三女。また、臨済宗妙心寺派龍雲寺住職で、京都・妙心寺本山の宗務総長でもある細川景一師の妻。夫である住職が京都に単身赴任中のため、留守の寺をあずかって明るく元気に日々奮戦している。著者自らの生い立ちから寺の1日そして1年、檀家さんと寺との上手なつき合い方、おすすめの精進料理まで、読んでいるうちに、お寺への様々な疑問も解決します。芥川賞作家で臨済宗福聚寺副住職の玄侑宗久師から「なんとエネルギッシュなお寺ライフ!」との推薦もいただいている好著!

細川要子[ホソカワヨウコ]
1950年松原泰道師(龍源寺)の三女として東京に生まれる。1968年女子美術大学芸術学部日本画専攻入学。1972年小倉遊亀先生に師事。1973年女子美術大学卒業。1977年細川景一師(龍雲寺)と結婚


『片手の音

2004年に雑誌、新聞に掲載されたエッセイの中から、厳選した約60篇を収録。
胸を打つ実話、珍しいエピソードを満載した23冊目。
玄侑宗久「片手の音……『禅的生活』余滴」(ちくま 2004年1月号掲載)が所収。

有名な禅宗の公案「隻手(せきしゅ)の音声(おんじょう)」と自らにまつわるエピソードを、僧侶でもある作家がユーモラスに綴った表題作を始め、おかしな話、しみじみする話、ホロッとくる話の数々。すぐれた随筆は、読む者の心を豊かにしてくれます。
「欧州の著名なワイン産地が川沿いにあるのは何故か?」「セベロクリリスクってどこの町?」「江戸時代、ふんどしがリサイクルされていた?」等々、知らなかった話、びっくりする話も次から次に登場する全60編。お買い得な一冊です。
(TH)

片手の音  四十手前は青春のホスピス
アニーの恋人 小池真理子
点文字百選 井出孫六
母の遺稿 久田 恵
ワインという思想

おいしいワインは川が作る?
福田育弘
ロシア人を悩ませる東京 小林和男
うちの犬、やっぱり一番可愛いな! 堺屋太一
マドレーヌ 吉岡純子
アメリカに入国する時 向井万起男
NHKラジオ「気象通報」の世界 泉 麻人
貸しふんどしの話 岩原 俊
左手だけのピアノ演奏 舘野 泉
白い足袋 江原通子
「飲んだら乗れぬ、乗るなら飲むな」 田丸公美子
片手の音 玄侑宗久
せいの悩み 奥本大三郎
初孫文吉 紺野美沙子
ココロイタイ 村田奈々子
物怖じしない女性たち 篠原 令
硯を買う話 望月通陽
中根家の四姉妹 半藤末利子
天皇陛下と私だけ…… 水木 楊
勝敗の感覚 井芹浩文
イナゴか? バッタか? 柴田 武
「凡ヨーロッパピクニック」計画 糸見 偲
怖かった伯父―朝吹常吉のこと― 長岡忠一
警視総監賞 近藤 健
魚を食べた足 宮部紀子
コンゴジャズ―死者の軌跡 吉田直哉
四十手前は青春のホスビス 酒井順子


マッカーサー元帥はマザコン?


「バカ」を愛す
空き巣と犬 夏樹静子
海野泰男
佐世保海軍工廠 大河内爾
バードウォッチング 諏訪正人
戦場での忘れもの 伊藤桂一
母の沈黙 菅野 純
古い海の匂い 諸田玲子
水やり三年 柳 宗民
キューバの打楽器 納見義徳
都会でキノコを楽しむ 大舘一夫
玉がある 坪内稔典
晩年の荷風と小林青年 川本三郎
お父さん、バンザイ! 浅田孝彦
昔のオリンピック 佐藤愛子
マッカーサー元帥はマザコン? 山田久俊
漱石と脳、そしてストレス 立川昭二
朝、鏡に映った自分の顔 森 詠
イリュージョンは幻想か 日高敏隆
卒業―チョロップ 荒山 徹
河辺のダンテ  大岡 玲
水の国のお菓子 金塚晴子
詩とユーモア 田口犬男
大腸内視鏡の名人 矢吹清人
逆転勝ち 藤原正彦
新聞社の航空部 田中信明
禁じられた宗教 磯崎文機
「ブルドック」の解散 櫻井孝頴
禁酒の国の赤ワイン 廣淵升彦
スキッパー 牛島龍介
「バカ」を愛す 山藤章二
定価 1,600円 (本体価格 1,524円)
ページ数 280ページ
判型 四六判上製カバー装
ISBNコ−ド 4-16-367380-6
初版発行日 2005年8月30日
文藝春秋

隻手の音なき声―ドイツ人女性の参禅記
[
原書名:DIE LAUTLOSE STIMME DER EINEN HAND : Zen-Erfahrungen in einem japanischen Kloster〈Groening, Lies〉 ]

グレーニング,リース【著】〈Groening,Lies〉・上田 真而子【訳】
ISBN:4480842675
252ページ 19cm[B6判]
定価1,890円(本体1,800円)
7月25日
筑摩書房

隻手音声、熱心に坐禅を続けた著者に老師が与えたのは、
白隠創案の公案(禅の問い)だった。
両手を合わせて打てば音が響くが、片手では音は出ない。
隻手の音なき声を聞くとはどういうことか―。
ドイツ人女性が体験した禅の豊かな世界。
【目次】
西谷啓治
禅の寺への道
仏とは誰であり、どこにいて、何であるか
無門の門
風は、吹くがままに吹く
隻手の音声を聴け
東西なし
帰国、そして再訪
あるがままの自分を見ることを学ぼう
生まれる以前にもっていた顔
隻手が天と地を貫く
十一 廬山は烟雨
十二 老師の警策
訳者あとがき

【おすすめのひと言】
この本には、図らずも古き佳き日本の姿がありありと描写されている。西欧人から見れば当初は奇異にも映ったさまざまな日本文化を、グレーニングさんは逸早く文化と位置づけ、そして愛するようになる。そしてそんな生活のあちこちに、彼女は禅を見出すのである。果たしてグレーニングさんに愛された日本が現在この国にあるのかどうか、読み進むうちにどうしてもそう思ってしまう。そのような観点からも、是非ともご一読を勧めたい本である。

グレーニング,リース[グレーニング,リース][Groening,Lies]
1900年、ドイツ・ヴェストファーレンの農家に生まれる。17歳で遭遇した鉄道事故で医学部進学の夢を断たれたが、療養体操指導員の資格を得て、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘンで呼吸セラピストとして独自に仕事をしていた。第2次世界大戦中の死と隣り合わせの体験に続いて、兄や、仕事上の伴侶であった親友の死に遭い、生きていることの根本を問う気持が次第にたかまっていたとき、鈴木大拙の“An Introduction to Zen Buddhism”の独訳を読んで禅に関心をもち、1957年来日、京都の相国寺で参禅した。1987年、ハンブルクで死去。

上田真而子[ウエダマニコ]
エンデ『はてしない物語』、リヒター『あのころはフリードリヒがいた』、シュピリ『ハイジ』、ヘルトリング『おくればせの愛』など、児童書を中心に多数の翻訳を手がける


ロマンティック・デス
月を見よ、死を想え

死=不幸というイメージを払拭し、美しく幸福なものに変える物語とは?古代から死後の魂が戻る場所と考えられた月を舞台に、新たな「葬」を提案する。死のとらえ方を大きく変える一冊。
この作品は1991年10月国書刊行会より刊行された『ロマンティック・デス―月と死のセレモニー―』を改題し、大幅に改稿、再編集したものです。


解説:玄侑宗久「月落ちて天を離れず」

一条真也著
ISBN4-344-40676-1 C0195  
16cm 272ページ[A6 判]
定価 560円 (本体 533 円)
8月5日
幻冬舎文庫 

●一条真也[イチジョウシンヤ]
1963年北九州市生まれ。早稲田大学政経学部卒。大手広告代理店を経て企画会社を設立し、プランナーとして活躍。大手冠婚葬祭会社(株)サンレー代表取締役社長。『結魂論』『老福論』『魂をデザインする』がある。


「禅のある暮らし」 心を豊かにする禅入門
癒しと暮らしの融合


不透明で不安な現代、人々は心の平穏を求めています。
そんな現代人に向け、日常に「禅の作法」を取り入れ、
心も身体も健やかに暮らすライフスタイルを提案する、心強い手引き書です。
建長寺教学部による、心休まる読経CD(建長寺派のお経・五選)付きです。

<目次>

巻頭エッセイ      養老流「禅のこころ」   養老孟司
第1章 やさしい禅入門
    Part 1 禅とは?
坐禅で心のセルフケア
坐禅の基本作法
実践編 自宅でできる坐禅
column 坐禅で心と身体を美しく
有田秀穂
Part 2 お経で豊かになる心
実践編 自宅でできる読経
臨済宗建長寺のお経、五選
実践編 自宅でできる写経
写経を楽しむ
column 五感で体感する禅のこころ
畑 正高
建長寺四季折々
第2章 建長寺の歴史と教え
開山の歴史
伝説
教え
建長寺の寺宝
精進料理と建長汁
禅、修業と日課
第3章 日常に役立つ禅のこころ
禅門の食の心得「五観の偈」を学ぶ
心にしみる禅語15
寺院参拝・仏事での作法

大本山建長寺監修
定価 1,260円(本体価格1,200円)
ISBN:4-89829-750-1 c9476
84ページ AB判 MOOK
2005年7月4日
ワニマガジン社

 

臨済宗建長寺派管長吉田正道老師墨蹟
「円なること太虚のごとく、欠くこと無く余ることなし」

『わが屍は野に捨てよ
 一遍遊行』

時は鎌倉時代。
武門の身を捨て十三歳で出家した一遍は、一度は武士に戻りながら再出家。
かつての妻・超一房や娘の超二房をはじめ多くの僧尼を引き連れ遊行に出る。
断ち切れぬ男女の愛欲に苦しみ、亡き母の面影を慕い、求道とは何かに迷い、己と戦いながらの十六年の漂泊だった。
踊念仏をひろめ、時宗の開祖となった遍歴の捨聖一遍が没するまでの、波瀾の生涯をいきいきと描く長編小説。

佐江衆一著
ISBN:4101466106
298ページ 15cm(A6)[文庫 判]
定価460円(本体価格438円)
2005年2月1日
新潮社


解説:玄侑宗久「すさまじき遊行の迫力

佐江衆一[サエシュウイチ]
1934(昭和9)年、東京生れ。コピーライターを経て’60年、短編「背」が新潮社同人雑誌賞を受け作家デビュー。「繭」「すばらしい空」などで5度芥川賞候補となり注目された。’90(平成2)年『北の海明け』で新田次郎文学賞、’95年『黄落』でドゥ・マゴ文学賞、’96年『江戸職人綺譚』で中山義秀文学賞を受賞 。



『自分を変える気づきの瞑想法』

スマナサーラ・アルボムッレ著
ISBN:4901679082
172p 21cm(A5)[A5 判]
定価 1,470円(本体価格 1,400円)
2004年11月23日
サンガ

こころを育てて自分を変えてみませんか?毎日のストレス、悩み、苦しみばかりの日々に疲れていませんか?こころが落ち込むと次々と不幸が押し寄せてきます。
気持ちが明るく元気になれば人生はうまくいきます。
今すぐカンタン、その場で試せる“ヴィパッサナー瞑想法”このとっておきのトレーニングであなたは変われる!なりたい自分になる一番簡単で唯一の方法。
第1部 瞑想の力―こころが育つと人生はうまくいく(「こころの力」を育てる方法;なぜ人生がうまくいかないのか ほか)
第2部 苦しみの原因―なぜ、こころは悩むのか?(不幸ってなんですか?;悪循環を断ち切る ほか)
第3部 いつくしみの瞑想―今からすぐに幸せになれるやさしさの瞑想法(とりあえず今の苦しみを和らげる;主観には「我がまま」が入りこむ ほか)
第4部 知恵の瞑想―悩みなく生きるためのヴィパッサナー瞑想法(明確に見ると悩みが消える;「考えない」生き方が成功の鍵 ほか)
第5部 こまったときに―すぐに解決!瞑想の疑問(いつくしみの瞑想について;思考・雑念について;瞑想中に起こること;ヴィパッサナー瞑想について)

【帯におすすめコメントを書いています。】

芥川賞作家・玄侑宗久さん推薦!
やさしく深いスマナサーラ長老の言葉は、
「こころの科学」である。
仏教の教えは、煎じつめればこれに尽きる
「私」という主語を抜いた、「実況中継」が、こころを鍛える。
後悔するヒマがあるなら、いますぐ長老に従って瞑想しよう!


スマナサーラ・アルボムッレ[スマナサーラ・アルボムッレ][Sumanasara・Alubomulle]
スリランカ仏教界長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家となる。国立ケラニヤ大学などで教鞭をとる。1980年に来日し、駒沢大学大学院博士課程、テレビ出演や、朝日カルチャーの講師もつとめるなど多方面で活躍。現在、(宗)日本テーラワーダ仏教協会にて、瞑想指導と初期仏教の伝道に従事。



『脳と仮想『脳と仮想』

茂木健一郎著

第四回 小林秀雄賞受賞作
数量化できない微妙な物質の質感=クオリアをキーワードとして、意識の問題に切り込み続ける気鋭の脳科学者が提示した新しい概念「仮想」。
心とは何か。
どこから生まれてくるのか。
小林秀雄を出発点として、漱石、一葉、ワグナー、柳田国男、三木成夫…幾多の先人の痕跡を辿りながら、近代科学が置き捨ててきた「心」の解明へと迫る、脳科学の最到達点、画期的論考。

【目次】
序章 サンタクロースは存在するか
第1章 小林秀雄と心脳問題
第2章 仮想の切実さ
第3章 生きること、仮想すること
第4章 安全基地としての現実
第5章 新たな仮想の世界を探究すること
第6章 他者という仮想
第7章 思い出せない記憶
第8章 仮想の系譜
第9章 魂の問題

ISBN:4104702013
222ページ 19cm(B6判)
定価1,575円(本体価格1,500円)
新潮社
2004年9月25日

『人生百年を生ききる』


松原泰道著
ISBN:4569662110
311ページ 15cm(A6)文庫
定価650円(本体価格619円)
2004年8月18日
PHP研究所


何事も遅すぎるということはありません。
ただ、“志気”があるかないか、ということだけです」―97歳でありながら、青年のように若々しく、何人もこばまぬ広い心を持ち、多くの人々から慕われる著者は、いかなる心境で毎日を送っているのだろうか。
折々の法話、長年にわたる人との関わりを通して体得された、“元気に、いきいきと生きる”ための秘訣を語った珠玉の講和緑。

第1章 夫婦を生ききる―なぜ、相手を愛せない?
第2章 親として生ききる―崩壊しない“家族の絆”とは?
第3章 あなたを生ききる―自分に自信をなくしたら?
第4章 いのちを生ききる―「人間的に成長する」とは?
第5章 仕事に生ききる―人間の値打ちとは?
第6章 「あの世」を考えて、「この世」を生ききる―人生の達人が語る「老・病・死」とは?
96歳の著者が贈る百歳を生ききるための智恵。

「こころの中に“杖言葉”を持とう」「老いたるは、なおうるわし」――97歳仏教界の長老が明かす、百歳を生ききるための智恵の数々。

「何事も遅すぎるということはありません。ただ、“志気”があるかないか、ということだけです」――97歳でありながら、青年のように若々しく、何人もこばまぬ広い心を持ち、多くの人々から慕われる著者は、いかなる心境で毎日を送っているのだろうか。

▼本書は、折々の法話、長年にわたる人との関わりを通して体得された、“元気に、いきいきと生きる”ための秘訣を語った珠玉の講話録である。

▼「他者との関わりなしでは生きられないことを自覚し、親子・夫婦・友人の縁に対して、常に感謝の気持ちを持つ」「規則正しい生活をし、自分の仕事を忠実に果たすように心がける」「“心の夏時間(サマータイム)”を設けて、心にゆとりをもたせる」「与えられた生存期間を精一杯生ききる、と決心する」など、普段忘れがちでありながら、とても大切な心構えを説いている。

▼“仏教会の長老”の確かな視座からのアドバイスが心に響く好著。

▼『人生を生ききる』を改題。

解説:玄侑宗久「ただ者でない自利利他のひと」

松原泰道[マツバラタイドウ]
1907年、東京都に生まれる。早稲田大学文学部を卒業。岐阜市瑞龍寺で修行。臨済宗妙心寺派教学部長、同派東京龍源寺住職を経て、「南無の会」会長。全国青少年教化協議会理事。仏教伝道協会理事。1989年、第23回仏教伝道文化賞受賞。1999年、禅文化賞受賞。難解な経典を易しく説いた著作は日本中の多くのファンに支持されている。97歳の今も現役として、講演、著述と精力的な布教活動をしている。

『禅 ぜん ZEN』

安永祖堂著
ISBN:4881822004
209ページ 19cm(B6)
定価1,680円(本体1,600円)
2004年6月1日出版
(京都)禅文化研究所

考えてみれば禅とはいかにも不思議なものですね。わかる人ならば指をパチンと鳴らすだけですべてを理解できるのに、わからない人には百万言を費やして説明してもわからない。ならばいっそ黙って坐っていろと言われるのを承知で、中国の“禅”の話、このくにの“ぜん”のこと欧米の“ZEN”事情についてなどなど、私がふだん大学の講義でエピソードふうに話していることを綴らせていただきます。(本文より)

【エッセイタイトル】
A4一枚にまとめて!
ことのは
がんばる若者にエール
IとWE
始まりの季節
片手の音
坐禅堂は小さな宇宙
怖い話
臘八
天賦の才〔ほか〕

●安永祖堂[ヤスナガソドウ]
1956年、愛媛県に生まれる。花園大学終了後、京都天龍寺平田精耕老師に就いて入室参禅。現在花園大学教授、天龍寺国際禅堂師家。著書に『私が生きて掴んで実践したもの』(宗教心理出版)、『禅語録傍訳全書碧眼録 上・下』、『訳注興禅護国論』(ともに四季社刊)など。

【帯におすすめコメントを書いています。】
マットウな入門書―
安永老師と同時代に生きていることを、奇蹟のように幸せだと思う。老師がモノを書いてくださるから禅は世界にマットウに流布する。気楽に読みすすむうちに自然に禅的思考が身につく。こういう本こそ、禅くさくない禅の、マットウな入門書である。


内田百集成<15> 蜻蛉玉』

内田百
I
SBN:4480038957
346ページ 15cm(A6)[文庫 判]
定価1,103円(本体価格1,050円)
2003年12月10日
筑摩書房

「芸はどこまでも磨かなければならぬが、その鍛錬と云う事に意味があるのであって、鍛錬すれば上達するとはきまっていない」「…若い人は何か一芸を身につける様にすすめ度い。
芸道も学問の一つである。
ただそれによって身を立てない限り道楽と呼ぶゆとりがある」(「道楽のすすめ」より)鳥飼、虫のこえ、琴、…道楽者の面目躍如たるアンソロジー。

阿呆の鳥飼
蜻蛉玉
風呂敷包
伝書鳩
目白
鶏鳴
雀の塒
牝鶏之晨
銘鴬会
続銘鴬会〔ほか〕

解説:玄侑宗久「

内田百[ウチダヒャッケン]
1889‐1971。小説家、随筆家。岡山市の造り酒屋の一人息子として生れる。東大独文科在学中に夏目漱石門下となる。陸軍士官学校、海軍機関学校、法政大学などでドイツ語を教えた。1967年、芸術院会員推薦を辞退。酒、琴、汽車、猫などを愛した。本名、内田栄造。別号、百鬼園


『道元を語る』

伊藤玄二郎編
ISBN:4774002283
247ページ 19cm[B6 判]
定価 1,680円(本体価格 1,600円)
2003年4月28日
かまくら春秋社

【目次】
永平寺紀行 高田宏
道元のここがおもしろい 村上光彦
「今ココニ」生きる 中野孝次
「色即是空」の風景との五十年 柳田邦男
有時するということ 玄侑宗久
万物無常 池田清彦
梅花力とは何か 中西進
現代人は面を洗って出直そう 養老孟司
暮らしこそ基本 中村桂子
「典座教訓」のはなし 辰巳芳子

『釈尊の生涯』 (平凡社ライブラリー)

中村元著
定価 1,050 円(本体価格1,000 円)  
HL判  246ページ
ISBN4-582-76478-9 C0315
2003年3月9日
平凡社

仏教の祖・釈尊は若き日より生老病死を悩み考え、そこからの解脱を願った。インド思想の中における釈尊の思想と生きた姿を、仏伝の虚飾を排して描いた決定版。

解説:玄侑宗久「<道の人>としてのゴータマと中村先生」

●中村元[ナカムラハジメ]
1912年島根県松江市に生まれる。1936年東京大学文学部印度哲学科卒。1943年文学博士。1954年東京大学教授。1970年財団法人東方研究会設立。1973年東方学院設立、学院長に就任。東京大学名誉教授。1977年文化勲章受章。1984年勲一等瑞宝章受章。1999年逝去



『茶席の禅語句集』

禅語録に典拠のある語から比較的よく用いられる語を字数ごとに分類した禅語句集。


朝山 一玄著
ISBN:4473019543
391ページ 19cm(B6)
定価 2,625円(本体価格2,500円)
2003年2月14日出版
(京都)淡交社

<目次>
一字
二字
三字
四字
五字
六字
七字
八字
十字

茶席の掛け軸などに見る禅語、約一六〇〇語を抄出し、解りやすい解釈を加える。軽量で使いやすく、検索はもちろん、用語集や名言集としても便利なハンディータイプの禅語辞典。

この句集に収められた禅語の中から、快さを感じる言葉をいくつか取り出してみることです。そして次に、その言葉が用いられた状況、エピソードなどを解説書に従って調べていただきたいと思います。それを繰り返していく過程で、古人が伝えようとしたものが少しづつ明らかになることでしょう。(序より)

●朝山一玄[アサヤマイチゲン]
昭和34年(1959)島根県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。岐阜県美濃加茂市・正眼寺専門道場において谷耕月老師の下で参禅弁道。臨済宗妙心寺派観音寺住職。花園大学非常勤講師

明るいクヨクヨ教

東海林さだお著
ISBN:4167177536
267ページ 15cm(A6)[文庫 判]
定価490円(本体467円)
2003年2月10日
文藝春秋

早朝の築地で魚河岸を見学。
鹿児島でさつまあげに焼酎。
松茸フルコースの「松茸一本蒸し」のお味。
意外な食の宝庫、秋田でしょっつる鍋、きりたんぽなど郷土料理全品制覇に挑む。
サッカーはヘン!靴・ズボン・ベルトの哀れ。
南伸坊氏と巨顔礼賛対談。
赤瀬川氏と語る老人力の行きつく先。
最近乱れているフタたち。

築地魚河岸見学ツアー
サッカーはヘンだぞ
行くぞ!さつま揚げツアー
服飾の哀れ
松茸山で松茸三昧
順序大研究
老人力講座―開祖・赤瀬川原平
秋田音頭を食べる
冬季オリンピック大批判
さよなら花魁ショー
寅さんの宿
大きい顔は、いい人だ。―日本巨顔学会会員・南伸坊
西瓜をめぐる冒険
五十八歳の告白
フタを叱る

解説:玄侑宗久「恐るべき新興宗教の出現」

東海林さだお[ショウジサダオ]
本名庄司禎雄。昭和12(1937)年東京生れ。早稲田大学露文科中退。45年第16回文芸春秋漫画賞、平成7年第11回講談社エッセイ賞受賞。9年、漫画とエッセイ両分野の活躍により第45回菊池寛賞受賞 。



わたしの詩歌  文春新書

文藝春秋編
ISBN:4166602896
246ページ 18cm
定価840円(本体価格800円)
2002年12月13日
文藝春秋

青春の日に、一読心を奪われた詩や、折ふしに唇にのぼる短歌…。
それは人生のいかなる時にも静かに胸に響いて、なつかしい山河のような慰めとなってくれる。
「あなたのお好きな詩歌を教えていただけませんか」。
こう尋ねて、言葉をめぐる旅で見つけた様々な宝物を、四十六人の筆者に持ち寄って頂いた。
それぞれのエッセイを読む面白さ、好きな詩歌を探す愉しみ、磨き上げられた日本語を味わうよろこび…、詩歌の美しい力に満ちたアンソロジー。

いろは歌 玄侑宗久


ことばの花束 金子みすゞのこころ


その詩的世界に魅せられた6人とともに味わう『慈しみのうた』。

今なお多くの人々を魅了する詩人・金子みすゞ。「生命」への限りない慈しみの心に満ちたその詩的世界を、さまざまな分野の著名人によるエッセイとともに探索する一冊。


ISBN:4333019753
149ページ[A5 判]
定価 1,680円(本体価格 1,600円)
2002年9月30日
佼成出版社

【目次】
みすゞコスモス―金子みすゞ・こころの宇宙 矢崎節夫
寂しさを噛みしめて全てを肯定する 里中満智子
金子みすゞの光と影 玄侑宗久
雑華厳飾―みすゞぼさつの宇宙 荒了寛
原始的な人間の肉声を詩で表す 片岡鶴太郎
もののいのちと自分のいのちと 酒井大岳